三日坊主日記
瑞樹 美霧

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■ まあね

 おかんみたいな考え方で、おかんみたいに自己中で、おかんみたいに我儘で、おかんみたいに周りの目を気にすることもなく、おかんみたいな行動取れれば、楽なんだろーけどね(溜息)。
 だから、私の話聞いてたら苛々するってのも判らなくもないけどね。

 仕方ないじゃん。
 嫌なことがあっても、納得いかないことがあっても、我慢して我慢して我慢して我慢しろと子どもの頃の私に言い続けて来たのはアンタだ。
 アンタはお姉ちゃんやねんから我慢しなさい、から始まって、アンタが苛められるのはどうせアンタが何かその子の気に入らんことしたんやろ(だからやられても仕方がない)、とか。

 仕方ないじゃん。そうやって育って来たんだし。
 私が我慢すればいいんだ、とか、私が悪者になって丸く収まるならいいか、とか、そうやって考えて来ないと生きて来れなかったんだし。
 別に自己犠牲なつもりはないけど、私みたいなヤツにはそれするしか居場所が与えられないんだ、っていう思考もあったし。

 便利使いされてるのに腹が立たへんの!? とか言うけど、だって私はその立ち位置に居るからこそそこに居ることが許されてるようなもんだし。
 今の会社の私の立場で何を言える訳でも無い。
 何も言わないからいいように使われてるんだということは判ってるんだが、「俺は支社長やぞ」「俺は部長やぞ」「俺の娘に何偉そうなこと言ってんねん」「嫌やったら辞めてくれたらええんや」「会社は辞めさすことは出来へんねや」って言われ続けたら、何も言えなくなるって。

 嫌やで。辞めたいで。じゃあ辞めるわ。

 そう言えるもんならとっくに言ってるっちゅーねん。
 それが言えないなら黙ってるしかないじゃん。
 それがどんなに理不尽だって思っても、我慢するしかないじゃん。

 私が感情に任せて辞めたら、生活どうするつもりやねん。


 家でも愚痴ったらおかんが『アンタの話聞いてたら苛々する』とか言うし、出来るだけ黙ってる。
 でも『こんなことあってなー、それってどうよ、とか思ってん』ってな軽い調子の話をしてるだけやのに、「何でそんなこと何も言わんと黙ってんねんな! 黙って我慢してるアンタが判らんわっ」とかプチ切れられたらそれはそれでしんどいねん。別におかんの身勝手な意見が欲しい訳ちゃう。「あははー、ご苦労さん」それだけでいいねん。

 でもしんどい時はしんどいねん。
 愚痴りたい時は愚痴りたいし、腹が立つ時は腹も立つねん。
 でもそのことに対して『何も言わんアンタが腹立つ』とかプチ切れられたらもっとしんどいねん。


 ……って書いてることまんまおかんに言えよ、と読んでる人は思うのかもしれないけどね……(遠い目)。


 言って、逆切れの上ヒス起こされるのもしんどいんだよな……(溜息)。
 ↑間違いなく逆切れの上ヒス起こすのが目に見える。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 集英社 コバルト文庫 前田珠子『破妖の剣 鬱金の暁闇 16』

2013年05月15日(水)
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