三日坊主日記
瑞樹 美霧

■■■
■■
■ 劇団四季『オペラ座の怪人』東京凱旋公演

 さて、2回目の遠征に行って参りました。
 am11:00頃にマイミクの たじさんとカレッタ亀の噴水で待ち合わせ。
 カレッタの中で昼飯食って、劇場へ。


  本日のキャスティング
 ファントム:大山 大輔  クリスティーヌ:笠松 はる
 ラウル:中井 智彦  カルロッタ:種子島 美樹
 メグ:松田 未莉亜  マダム・ジリー:戸田 愛子
 アンドレ:林 和男  フィルマン:平良 交一
 ピアンジ:橋元 聖地  レイエ: 田代 隆秀
 ルフェーブル:川地 啓友  ブケー: 金本 和起


 ををー、早速助っ人にうファントム〜。
 うぎゃあ! Wキャストになってたから一婁の望みを託してたのにあ〜お〜き〜さ〜ん〜〜〜〜! キャス変ッスか!? い〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜! もう1回位観たかったっす。
 そして未だ2週間位しか経ってないのに、既にキャス変が青木さんも入れて4人。うをう;;
 そして今日の観劇はにうファントム、大山ファントム一点集中で!!(爆)

 本日の座席は14列25番。少し後方。
 その代わりプレセミアムアーチもゴンドラもしっかり観れる。舞台全体を見渡せる場所に座ったのも久し振りな?

 さて、初っぱな『ハンニバル』からダンサーのおねーちゃんが踊ってる途中でコケた。どたっ! って音がして目をやったら見事スッ転んでたわ(苦笑)。
 『ハンニバル』で転んだの初めて観たかも。
 その後暫くそのコケたおねーちゃんから目が離せず(遠い目)。
 『プリマ・ドンナ』では種子島カルロッタ、毛皮が上手く滑り落とせなくて左手で払い落としてた。

 中井ラウル。
 随分といい声になって来たなぁ。いや、元々いい声はしてたんだけど。ホント、ラウル→ファントムルートに乗るタイプの声だよね。
 まあ、現在の状況で判断するには高音の方はそこそこ出てるから何処まで低音が出るのか、が問題かもしれないけど。
 今日の『マスカレード』の肩乗せリフト、まあ、相変わらず『むん!』って顔はしてるんだけど、すげー綺麗にポーズが決まってた。肩に乗った笠松クリスティーヌのポーズも決まってたし。

 笠松クリスティーヌ。
 アリアでストールを髪飾りに引っ掻けかけて焦る。
 『イル・ムート』では召し使いのスカートが割れて中のズボンが丸見えた。あれは……、ちょっと、気を付けた方が……(苦笑)。

 ということで、今日は本気で大山ファントム一点集中!!
 声は素敵。高音に近付けば高井ファントム、低音に近付けば村ファントムに近いキーって感じ。
 ただ、高音部は矢張キツそうだったなぁ。バリトンってのはやっぱ低い音だからねぇ。
 で、しみじみと思った。

 ……ファントムの高音から低音まで『危なげなく』発声出来る高井さんと村さんはホントに凄いんだ……。

 ロングトーンも少し短目。元々それ程伸びないのか、未だ配分がきちんと出来てないのか……?
 今日の座席の距離から観てる分には雰囲気とかは高井ファントムに似てる。高井ファントムを全体的に2回り位おっきくした感じ?
 あ、でも『ポイント・オブ・ノー・リターン』でマント引っぺがされた時の素顔の方の角度は村ファントムに似てる。マスクの形も村ファントムに近い感じだな、と最初から思ったから、今改めて思えば本当は村ファントムに似てるのかもしれないなぁ。
 指導も高井ファントムということもあり、歌い方も高井ファントム風。元々大山ファントムも高井ファントムと同じでオペラ出身らしいから当然っちゃあ当然?
 でびうしたトコ(今週からのキャスティング)だから全てに一生懸命って感じ。
 楽譜通りに歌おう、とかここでこう動いて、とか。仕方がないことだけど未だぎこちないかな。
 動きに関して言えば未だ未だ『段取り通り』動いてる。
 1幕舟で現れた時に手だけで格子を下ろすけど、それが『格子を下ろす』という意味が見えなくて、只手を背後に向けて降り下ろしてるだけに見えたり。
 兎も角そういう決められた動きをなぞってる感が。ここで手を上げるから上げる。ここでこう動くからそう動く、みたいな。
 まあねぇ、オペラってのはほぼその場に立ったまま歌って余り動くことがないから、歌いながら動く、ので精一杯なのかもしれないけど。
 時々音楽に移動が間に合わなさげに早足になったり大股になったり(笑)。
 あー、そういや割と早口というか歌が走り気味だったかなぁ? 流石に生オケだけに歌と音楽の間にズレが生じるとかはなかったけど。
 そうそう、マント捌きも もちょっと頑張って欲しいなぁ。1幕『怪人の隠れ家』でマントを外すのにも手こずってたし(笑)。

 ま、でびうしたて、ということで、どれも許容範囲内だけどね。

 で、全体的におっきい(多分身長も180cmとかありそう?)所為もあると思うけど手がデカイ!(←決して私は手フェチではない……筈。……多分。最近ちょっと自信なくなってきたけど……。苦笑)
 1幕『怪人の隠れ家』シーンの「♪ 耳を澄ませて 聞いてみたまえ」で、笠松クリスティーヌの頬に当てた手が笠松クリスティーヌの顔の大きさと変わらないっ!
 「♪ 私に委ねて欲しい」のクリスティーヌの体撫で下げは全く触りもせず。
 「♪ 心の赴くま・ま〜〜〜〜〜〜」では裏返った(苦笑)。

 アンマスクの「地獄へ行け! 呪われろ!」〜「♪ 業火に焼かれた〜」の下りの一連の芝居の強弱のつけ方は結構よかった。

 ゴンドラでの(聞こえて来るデュエットに耳を塞いで、怒りに変わる)芝居も可也いい感じ。

 『墓場にて』ではあの十字架からホントに出て来れるのか!?(っていう位全体的におっきい)とそっちが気になって(苦笑)。
 いや、出て来たけど! あのシーンの歌い分けは もちょっとくっきり欲しいかも。他のファントムは大体3段階(パパ→異性としての男性→怪人)だけど、今日の大山ファントムは2段階半位……?

 『ポイント・オブ・ノー・リターン』では椅子に座ったアミンタの背後で歌い募らずに通り過ぎ、背中を客席に向けたまま歌の途中で座り込み「♪ 最早戻れない」には既に座った状態で歌ってた(←これはちと早いと;;)。で、アミンタに顔を近付け、アミンタが振り向いたら顔を背けて。
 アミンタが椅子を離れて歌い始めたら割と直ぐにじりじりと体を客席に向け始め、アミンタ=クリスティーヌの歌っている歌詞に感じ入ったりで、膝に載せた手を握り締めたり、腿を滑らせたりして、アミンタをマントの向こうから食い入るように凝視してて。
 アミンタが歩み寄って来るのに慌てて視線外して緊張しつつもそ知らぬ振りをする。スマートじゃないけど割と私はあの芝居好きかも。
 他のファントムにない芝居の付け方だったから面白かった。
 後他のファントムだと手の甲を客席に向けてアミンタと掌を重ねるのが、掌を上に向けて待ってる所にアミンタが上から手を重ねる。で、その後アミンタの手首を掴む掴み方が割と切迫してる感じでいいかも。
 その後逃げようとするアミンタを無理矢理引き摺って行くのはちょっと遠慮がち?(苦笑)
 アミンタ、逃げ出せますからっ!(爆)

 トライアングルは未だちょっと弱い感じがしなくもないけど、「行け! 行ってくれ! お願いだぁ〜〜〜〜〜!!」じゃなく「行け! 行ってくれ! お願いだっ!!」と短く切るのは新鮮でいい感じ。
 「♪ クリスティーヌ アイ・ラヴ・ユー」はかなり雰囲気良かったよ。

 で、だ。やらかしてくれたよ(爆)。
 大ラス、玉座に姿を消す大山ファントム。マントで自分を覆い隠すのに手こずり、マントがきちんと被れなくて頭から落ちたり、メグが帽子脱ぎ捨てても未だマントから右手出してマントの位置直してた。
 本来メグが玉座に恐る恐る歩み寄っていく音楽辺りで漸く ばこっ! って(苦笑)。
 その間メグ、何も出来ないから『お待ち』状態。

 ……いや、それ、余裕でメグに捕まっちゃうよ(爆)。

 大丈夫か!? ちゃんと時間内に姿隠せるのか!? っていやー、はらはらどきどきしたよっ!
 ははは、大ラスのそれで何だかそれまで考えてた感想が全部ぶっ飛んだわ(遠い目)。

 でも、1月とか登板して場馴れした時が楽しみな感じ。
 今後に期待! なんだけど、あくまでも大山ファントムは助っ人俳優さん。慣れるもへったくれもないよねぇ? 取り敢えず今回も登板予定は1〜2週間ってトコみたいだし。
 こなれた大山ファントムを観てみたいと思うけど、望み薄かなぁ。

 後惜しむらくは『立ち姿』。余り綺麗じゃないのよね。姿勢が綺麗じゃないというか。きちんと膝が伸びてないような。イマドキのワカモノの立ち姿なのかも。だから割とどのシーン取って観てもスマートじゃない。
 背も高くておっきいんだから、もっと堂々と綺麗に大きく自分を見せたらいいのに、と思った。
 カーテンコールでのお辞儀ですら腰曲げるのと共に膝も曲がっちゃう感じで。ちょっとへっぴり腰に見える。


 さて、観劇後は日テレビルの所のタリーズでお茶。
 pm6:30頃、新橋を離れて帰路に着いた。

2011年10月15日(土)
≪ ≫ 初日 最新 目次 HOME