昨日の「あさイチ」にサダヲちゃん登場。
「あさイチ」金曜日のプレミアムトークのゲストはいつもかなり豪華(←わたし基準)なのですが
なにしろ朝だしNHKだし金曜日だけだし、見逃すことが多かったのです。
ですが、「カーネーション」を見始めるに至って、そのままTVつけてて運よく遭遇、ということが
続いております。昨日のサダヲちゃんにもたまたま遭遇。
「カーネーション」と言えば、糸子メインのお話から娘たちの代のお話に移ってしまうと、
今までほどの興味がなくなるというか。やはり糸ちゃんが最高すぎましたな。
あとね、次女の役者さんのビジュアルがあまりにご本人(世界的デザイナー)を
彷彿とさせすぎて、ドラマとして楽しむにはちょっと邪魔だったり。次女だけなぜここまで似せる?
そんなことはともかく、サダヲちゃんですよ。
もちろん、大河に高階通憲(たかしなのみちのり)でご出演中ということでの登場でしたが、
赤ちゃんの頃の超かわいらしいお写真に始まり、
授業中に先生にあてられるだけで泣いていた子供時代。
野球を始めて明るくなり「カッコマン」(走り方、帽子の被り方など何かにつけカッコつけるから)と呼ばれていた少年野球時代。
真剣に甲子園を目指しプロ野球選手になれると信じていた高校時代。
でもそんなのムリとわかって高校卒業後は普通に就職したものの、やりたいことがわからず
職を転々とした数年間。役者になりたいなんてこれっぽっちも思っていなかったけど、
とにかくこれまでと全く違うことがしたい、知っている人がまったくいない分野に行ってみたい、と
受けた大人計画のオーディション。受かってすぐに舞台に立ち、その後の役者としての多才っぷりなど、
充実した内容でした。
芝居で見せるあの超ハイテンションの面白いサダヲちゃんを、
素のサダヲちゃんと思ってる方々も多いようで、清盛こと松山ケンイチ氏も、
サダヲ氏はあのハイテンションなまま笑いながらお仕事をされるのだろうと思っていたそう。
でも実際はすごく真面目で静かだったと。
実際に芝居している時と、出来上がった映像のテイストが違っていて、
結果的にとても面白いシーンになっているのがすごい、と。
こういう指摘は、出来上がりしか観れない視聴者にとっては面白い情報ですね。
松ケンにとっては、目の前で観るサダヲちゃんの演技はふつーに思えるのに、
完成した映像をみると、目の前で観た以上になんだか面白いことになっている、ということでしょ?
どんなサダヲマジックがあるのでしょうね。
松ケンはさらに「日本の中で誰も似てる人がいない。唯一無二の役者」とまでおっしゃっていました。
確かにあの独特な存在感は他にはなかなかいない。
どんな役にもなれるし、はにわのようなクセのないビジュアルであの小柄さゆえ、
かすかな哀愁、滑稽さ、らぶりーさが常に漂う。
存在感はあるのに威圧感はまったくなく、
視聴者からは同じ目線かむしろ上から目線で観ていられるところも、
親しみを覚える所以でしょうか。
できないのは長身の二枚目くらいでしょうが、むしろ長身の二枚目ならいくらでも代わりがいるし。
海賊船の船底に捕らえられながらも、宋の言葉をあやつる通憲もらぶりーだったなー。
らぶりーしか言ってないなー。
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