| 2009年09月05日(土) |
「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」 |
久々の映画館です。もちろんレディースデー。
エンドロール後の10分間作戦にまんまとノせられて行ってまいりました。
(以下、「ともだち」の正体についてのネタバレは無し)
正直なところ「ともだち」が誰だったかというタネ明かしにはさほどの驚愕はございませんでした。
それよりも、子ども時代の劣等感や疎外感が、たとえそれを引き起こしたのが
身のまわりのたったひとりの人や、子どもだけの小さな社会の中だけだったとしても、
大人になっても消えないどころかどんどん増幅してゆく哀しさとか、
それが、人類全体を自分の完全な支配下に置こうとする欲望に変わっていく怖さとか、
そちらの方を強烈に感じました。
だって、子どもの頃から劣等感を持ち続けた人物がカルト教団の教祖となり、
「教団信徒以外の人類皆殺し」計画なんて、実際に日本でもあったわけだし、
たったひとりの女に振られたとか馬鹿にされたとかの理由で、
すべての女が憎しみの対象になった事件とかもよくあるし。
だから、こんな映画は荒唐無稽なお話のはずだったけど、
もはや全然荒唐無稽とは思えないどころかむしろリアル。
でも、そういう実際の事件の首謀者にしろ、「ともだち」にしろ、共通して感じることは
ものすっごく幼稚なまま歳だけとっちゃったのね、ということだったり。
いやいや、人様の精神年齢をどーこー言えるほど大人ではありませんが自分も。
それにしたって、わけわからん教祖や事件起こした人の動機とか聞いてると、
「アンタその発想はあまりに幼稚すぎるだろ」ということが多いものですから。
そんなことはともかく、
やはり最終章もオッチョがカッコよかったっすよー。
オッチョだけでなく、ケンヂとか波夫とかヨシツネとか、むさくるしいのから太ってるのから小柄なのから、
集結してるのがそんなおじさんたちだけどカッコイイ、っつうのが素敵です。
そうそう。カンナの部下たちはなんで皆さんあんな若いイケメンさんばかりなんですか?(素朴な疑問)
細かいエピソード的には第二章の方がわたしとしては面白かった気がしますが、
色々な人たちの決着のつけ方を見せなきゃいけないとなると、
説明的だったり詰め込みすぎになったりという印象になってしまう最終章だったのかなー、と。
でもやっぱりこういう壮大な冒険モノは楽しいですね!
そして早くも「BALLAD 名もなき恋のうた」が気になってしかたありませぬ。
任侠つよぽん効果もあって、つよぽんの演じる「強い男」ブーム中のわたくし。
原作のクレしん映画「嵐を呼ぶ戦国アッパレ!大決戦」ですでに大号泣したので、
あのせつないラストには若干免疫があると思いますが、でもやっぱり涙なくしては観れないだろうな。
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