| 2008年12月16日(火) |
「舞台は夢 イリュージョン・コミック」 |
新国立劇場という場所に初めて行って来ました。
新宿から一駅とはここもとても便利で素敵な劇場ですね。
千葉からだと東京のドコでも同じように遠いけどさ。
「イリュージョン」という言葉は聞きなれているせいか、
ついつい、そこで消えたのにすぐこっちから登場、みたいなことを想像してしまいますが、
そういう演出的なことではなく、結末の大どんでん返しを観てやっと、「ああなるほど」と
このストーリーそのものが、まさしくそのタイトルどおりだったのだと気づくことに。
わたしには全く初めてのお話でしたが、大変に有名な古典喜劇なのだそうですね。
「吉原御免状」以来のナマ堤真一氏は、やはりとーってもオトコマエでカッコよかったです。
声フェチの自分はいつも、ナマの舞台を観ている実感は、役者さんのナマの声を聞くと特に
実感します。「おー!この声この声!」と一気にテンション上がりますの。
むしろ姿よりも声の方が大事だったり。みんないい声なさってるんだもの。
堤氏しかり、段田安則氏しかり。
舞台は前後を客席に挟まれた360度の円形で、客席の通路もすっかり舞台の一部に。
高田聖子さんは動きもセリフもひとつひとつの間も最高に面白くて、時に狂気的なほどの迫力があって、
やっぱり大好き。秋山菜津子さんは、貴族の娘を若々しく可憐に演じていて、
凛々しい男勝りの将軍とか、哀愁漂う中年女性とかの役なども最高に素敵だったけど、
可憐な娘役では動作から声まで本当にまんまお嬢さんっぽくて、やっぱりさすがだわー、と。
最近観た「容疑者Xの献身」での堤真一氏は、福山ましゃ冶氏や松雪泰子さんといった
大変お顔が小さかったりする方々とのツーショのせいか、わりとがっしりと大きいお顔、のイメージだったのだけど、
生で観ると本当にスッキリ爽やかで、むしろ小顔と思えるほどなのが驚きです。
あっちの女もこっちの女も好きになってしまう浮気な男で、
誇大妄想的な主人を上手くおだてながら仕えているという、
よく考えると非常にいいかげんな男のような気がするのだが、
イヤな感情を抱けないのは、どうにも憎めない爽やかさというか人の良さみたいなものを
漂わせるオトコマエなビジュアルのせいなのでしょう。ズルイよな、まったく。
来春の「蜉蝣峠」も楽しみです。
っつーかもう、来年4月の観劇予定が入ってるって、どんだけ光陰矢の如しーーー!
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