今日のおたけび または つぶやき

2008年08月17日(日)  メダリスト名言録



アスリートの皆さんのお言葉ご紹介の前に、今井さんへひと言。

昨日、大阪千秋楽直後に283を更新してくれていましたので。



こちらこそありがとう。素敵なステージを観せてくれて。

わたしも愛してるよ。 ←今井さんから愛してるとは全く言われていないが。



この人のご挨拶やメッセージには、

感謝の言葉と、自分が努力すべきことへの静かな決意の言葉が必ずあるので、

いつもとても清清しい気持ちにしていただいてます。

カツゼツの良し悪しは別として、今井さんがいい言葉をちゃんと使える人でヨカッタ。




さてさて。

World's Wingの出演者もすべてアスリートと言っても過言ではございませんが、

こちらはさらに肉体派アスリートの皆さん。彼らの名言をいくつかご紹介。

TVで聞いただけなので、言い回しなどは違っているものもあると思いますがご了承くださいませ。



水泳・北島康介選手

2冠達成後のインタビューで、自分を支えてくれた人達への感謝の言葉を真っ先に言っていたのが

印象的でした。(言葉をちゃんと覚えてなくてごめんなさい。)感謝の言葉って、自分の中から

自然に溢れ出てくるのがもちろん一番素敵だけど、もしそうじゃなかったとしても、

やはり絶対言い忘れちゃいけないように思います。


でも、だからと言って彼に続くメダリストがあまりにこぞって「メダル取れたのは自分の力じゃなくて

皆さんのおかげ」なんて同じ調子で言いまくるのは好きじゃなかったり。←天邪鬼




北島選手のコーチの平井伯昌氏

「(北島選手は)天才、天才と言われるが、彼は努力する天才。」


オリンピックに出るような人は、全員がある種の天才であることは間違いないです。

でも、その天才たちの中でさらに抜きん出るには、「天才」の行動としては一番そぐわない、

地味な「努力」を重ねた者のみ、という真実の実例ですね。

努力は裏切らない、栄光に近道無し、ってね。



そうそう、「努力」で思い出したけど、Hey! Say! JUMPの知念くん。

つい先日知ったのだが、彼のお父さんは体操選手でオリンピックのメダリストだったそうですね。

その血筋のせいか、非常に運動能力が高くて器用だと。


メンバーの誰かに「知念は何でもできる。天才。」と言われた時のご本人のお言葉が面白かった。


「僕はたいていのことはできるんです。でも、努力するということが苦手で・・・」


非常に正直な発言に、この子は自分の弱点をちゃんとわかっている子なのだなと。

っつーか、ぜってーお父さんに説教されたことあるだろ。

「オマエみたいのがひとつ間違うと『器用貧乏』ってのになるんだ。」とか、

「いくら才能があっても、それ以上に努力するヤツにはいつか抜かされるぞ」とか。



でも、弱点は自覚できた時点で8割解決できたようなものなので。

キミも中身がカッコイイ男になってください、知念くん。

キミのビジュアルがさらにカッコよくなるのはうちの姪っ子が実証済みですし。←サンプル少なすぎ




柔道・石井慧選手

「柔道は自分にはスポーツではない。勝つか負けるか、生きるか死ぬかの勝負。」


勝負に負けるということは死ぬということ、という考え方であくまでも勝ちにこだわる、

こういう選手もいていいよな、と思いましたわ。気迫ってやはり、死ぬか生きるか、くらい

追い込まれないと出てこないものなのかもしれないし。気迫の感じられない勝負なんてつまらないし。


でもそういうスタンスの人は、反則しないとか礼儀正しいとかの基本を特にきちっとしていてほしいです。

反則三昧だわ敬語どころか丁寧語も使えないわで世界チャンプを馬鹿にした、

未熟者丸出しの某ボクサーみたいなのは、いくら負け知らずでもカッコ悪い。

石井選手はこれからもカッコイイ侍でいてください。




水泳・中村礼子選手

「頑張るということは、もうだめと思った時が始まり。」


彼女が座右の銘にしている言葉だそうです。っつーことはですよ、中村選手はいったいどれだけ

「もうだめだ」と思った限界に挑戦し続けているか、ということですよ。

中村選手にとっては、なんとなくできちゃうことをいくらやっても、それは頑張るという

範疇には入らないのですね。できねーよそんなこと! から始めることが、やっと「がんばる」

ことになるのですよ。凄すぎる。

っつーか自分、頑張らなさすぎる。




レスリング・伊調千春選手

「アテネの時の銀メダルより、今回の銀メダルの方が、同じ銀なのにずっと輝いているように見える。

それはきっと、この4年間で自分がやるべきことを全部やって取った銀メダルだからだと思う。

それと、妹(伊調馨選手)と一緒にここまで頑張ってこれたことは、金メダル以上の輝きを持つ

素晴らしい経験だった。」



金メダルを取った吉田沙保里選手と並んでのインタビューでも、この堂々の発言が最高にオトコマエ。

結果が悔しくないはずはないけど、できる努力をすべてやった人にとっては、人と比べることは

全く意味のないことですからね。



柔道でも、金メダルの石井慧選手と銀メダルの塚田真希選手が並んでインタビューされていて、

「負けたら日本に帰れないとこでした」と言う石井選手に「私は負けたけどちゃんと日本に帰りたいです」

と言っていた塚田選手が最高にらぶりーでした。胸を張ってお帰りなさいませ!



一流アスリートの皆さんのお言葉は、素敵なものが多いですね。



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