今日のおたけび または つぶやき

2008年05月31日(土)  5月31日付 本日のオトコマエたち



やけに簡単に切りつけたり刺したりする事件は多いわ、自殺報道は後を絶たないわで、

最近のニュースを見てるとリアルに気持ち悪くなることがありますの。

異常さ醜さ暴力的、を全く受け付けないほど清廉潔白でもヤワでもないつもりですが、

もういいかげんにしてくれませんか、と、正直思う今日この頃です。



だからなおさら、他者へのちょっとしたいたわり、楽しませてくれようとする気遣い、

さりげない励まし、なごませてくれる笑顔、のありがたみをひしひしと感じるし、

そういうことが自然にできる人達を本当に素敵だと思います。



というわけで、昨日と一昨日の、そういうことを実行しているオトコマエがここにも! のご紹介。

ええもちろん、滝翼プロモ週間に突入いたしましたから、必ずどっちかは出てくるに決まってますが。

でも本日は、意外なお方が登場しますよ。

いえいえ、世間的には全然意外じゃなくて、世界的大スターなのですが、

わたしが今まで存じ上げなかっただけですの。




おひとり目。滝沢秀明氏@「滝沢秀明のオールナイトニッポン」


滝沢さんのオールナイトニッポンも、もう4回目ですって。昨年3回もやってらしたのね。

今回は「恋詩」リリース記念ということで、リスナーからの恋の悩みのご相談に

のってあげていましたが、本当にこの人は素のしゃべりが素敵です。


なんだろ。この人のアドバイスには、優しさと潔さのバランスが絶妙というか。



自分の相手に対する気持ちはもちろん大切にする。

でも、それを受け入れるかどうかは相手が決めること。

そして何より、どんな展開になってもそれを自分の責任において受け止める潔さを持つ、

ということが芯にあるような。

がっつり背負うにしろ、きっぱり諦めるにしろ、

「責任は自分でとる」という潔さが無いとできないし。

それは男女関係に限らず、他の人間関係でもお仕事でも、あらゆる面ですごく大切な姿勢ですね。



オトコマエな心意気を持つ方々は、そういう潔さはもれなく身につけていらっしゃるように思えます。



でも!

そんなに潔いのに、リスナーに不意打ちで「大好きです」と言われて、とたんにしどろもどろになり、

消え入るような小さい声で「あ。ハーイ・・・こくはくされた・・・あああ・・・」しか言えない滝沢さんブラボー! 




おふたり目。中田英寿氏@NEWS ZERO

29日(木)の「NEWS ZERO」での中田氏の世界旅行の様子や

発言をお聞きし、ちょーーーーカッコイイな、と。

著名人が社会問題の解決を訴えて行動を起こすというのは近年とても一般的で、

中田氏が特別なわけではないのだけど、その旅の様子や発言に、とにかく激しく心惹かれました。

気づいたら正座して観てましたもん。



興味のある方は「中田、地球を旅する。」の取材ブログを御覧下さい。

長いけど、なるほどナカタの目標はココにあったのか、と、納得です。



この中に、訪問先の貧しい子ども達に語った言葉などもいろいろ載っているのだけど、

サラっとイイこと言うよなー、と思える言葉がいっぱいありました。

でも、まわりの人が彼の言葉に感激した、なんて言うと、

「俺は口から生まれてきた男だからね(笑)」なんて、軽く流しちゃうあたりがまた、

たまらんほど粋でございます。



特に素敵だと思ったのは、ガーナのサッカー学校に通う子ども達からの質問に答えて語ったこと。

そのまま抜粋しておきます。



Q「選手生活の中で何が大変でしたか?」

中田「だれにでも よいときと
   悪いときがある」
  「勝つこともあるし 負けることもある」
  「特にプロの選手は 勝てば
   神のように扱われる
   だけど 負けるとまるで犯罪者のように
   見られるんだ」
  「対処していくのは簡単ではないよ」
  「だけど重要なのは 
   自分の考えをしっかりと持って 
   自分が何をするか
   何をしたか 
   何をしなければならないかを
   理解すること」


  「そうすれば 自分がよいときか
   悪いときかなんて関係なくなる」
  「なぜなら全てが
   よい経験になるからだよ」
  「悪いときは何が問題なのかを
   理解することができる
   どうしてこの問題が起きるんだって
   ことをね」
  「だから いつも考えなきゃだめなんだ
  「なぜ自分はここにいるのか」
  「自分は今どういうときなのか?」」
  「そして自分の心をいつも落ち着かせること
  「それがとても大切なんだ」



うわーん。ナカタ素敵すぎー!

つねに周囲の状況を的確に判断し、今、自分は何をすべきかを考え、実現のための努力を惜しまない。


ふむ。どこぞの帝劇座長も、いつもこういう姿勢でいらっしゃいますね。

オトコマエな皆さんを追っていくと、どちらも芯に同じ資質をお持ちになっているということが

どんどん明らかになって興味深いです。

っつーか、そういう男がわたしには最高にカッコイイと思えるのですね。



ナカタのもうひとつ凄いのは、あの、どんな場所でもしっくり馴染めるビジュアルというか雰囲気。

素晴らしくセレブな場でも、砂漠しかないような荒地で原住民に囲まれてでも、

全く違和感なく存在感を示していらっしゃる。

こういう人を本当に自由な人と言うのかもしれないですね。


「中田、地球を旅する。」




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