| 2007年04月23日(月) |
キノコとか「黄色い涙」とか滝さまANNとか |
うわさのキノコにょきにょきなPV、某所でようやく拝見しましたよ。
この可愛らしいおふたりは( 森の精霊にしては妙齢の熟女すぎるおふたりの方ではなく)、
腐海にいらっしゃるのですか?
そのうち、その不気味で生命力旺盛な、汁を流す毒々しいキノコだけでなく、
なにかもっとまがまがしい生き物がどんどん出てきそうな気がするのですが!
はなさかじーさん気取ってのんきに水なんか撒いてる場合じゃねーよ。
ナウシカが現れて「ダイオウヤンマは森の見張りよっ!」って一声叫んで、
ほんわかしているふたりを安全な世界まで即座に助け出してくれないだろうか。
でもいい曲だわ。
さてさて、怒涛の滝翼週間も無事に終わり、TVもDVDレコーダーもよく頑張ってくれました。
うちのTVが結構なご高齢で、大事に扱っていっぱい休息もとって差し上げないと、
ここからクライマックス! ってトコでいきなりひゅ〜ん・・・て電源落ちるんですわ。
「ほぼ100円ショップ」でも「そこで消えるんかいっ」って場面で
画面がまわりからどんどん暗くなっていき、
中央にまん丸く残った映像も消えてしまう時の寂しさよ。
買い換えようにも、新製品をもう1シーズンくらい待ちたいかなー、の気持ちもあって、
「もうちょっとがんばって。もうちょっとだけがんばって。」と盛大に応援しつつの
テレビっ子生活になっております。
滝翼はあとMステとミュージックフェアを残すのみ。
しっちゃかめっちゃかだった先週ですが、その後半に大変癒されたのは次の通り。
・木曜日 「黄色い涙」 いわずと知れた嵐のみなさんの素敵な映画。
・金曜日 「滝沢秀明のオールナイトニッポン」 全くの伏兵。滝沢さんを本気で見直した2時間。
・日曜日 トムカメラマンをほけーっと見つめる黒目がちのこーちゃん。 ←これはもう今週だけど
「黄色い涙」
漫画家志望、小説家志望、歌手志望、画家志望、そして米屋の勤労青年。
夢だけはいっぱいあるのだけど、全然冴えなくてカッコわるい若者たち。
まっすぐで正直で情けなくて、でもとにかく「若さ」という武器にだけは恵まれている。
才能があるような無いような、でも才能があったとしても
その時代に認められなかったらやっぱりただの稼ぎのないマダオたち。(@銀魂。まるでダメな男 の略)
本当にせつない、でも私は大好きな映画でした。
昭和30年代の下町生まれのわたしとしては、
あの風景は何から何までリアルに経験しましたからね。
「華麗なる一族」のような、華族だとか士族だとかの子孫たちの
重厚な世界も存在したのだろうけど、
庶民の生活風景はホントにあんな感じで、
わたしの実家のまわりは、あんな3畳一間だか四畳半一間だかの
アパートがいっぱいあって、やたら声がでかい肉体労働者さんとか、
男はぜってーヒモだな、みたいなカップルとか、ふつーに若い同棲カップルとか、
あの部屋に入る人ってなんだか次々に死んじゃうよね(実話)、とか
4人家族とかも住んでたりして(いっつも笑い声が絶えなくてどんだけ明るい家族なんだろうと思っていた)
会話の内容もご近所にぜーんぶ筒抜けの雑然とした世界だったのですよ。
ちなみに、わたしの実家はタバコ屋こそやっていなかったけど、大家のひとつで、
アパートの住人には苦学生の新聞配達青年やら(結局お金が続かず大学を辞めて故郷に帰った)、
ホストやら(金まわりはよかったのだが、なぜかある時、高級家具類装身具類を全部残して夜逃げした)、
どなたかの愛人やら(別れ話で一晩中泣いていたことがあった。うおーんうおーんという女の泣き声が怖くて、
子どものわたしは眠れなかったのだよ。)、
芸大の彫刻科に通う学生とかがいたことがあって、芸大生については母が、
「ったくあの人は、削る材料がなくなると、はしらを彫っちゃうから困るのよねー」と
言っていたのを、よく覚えております。
面倒見の良い母は、そんなアパートの住人の皆さんに、たまに夕食のおかずなんかを届けていたり。
そういえば近所には質屋もあったし、もちろん銭湯も。
あの安アパート群に囲まれていた自分の子ども時代は今思うと、かなりの人生勉強になったのですね。
だから、映画の中の5人も、リアルにその生活風景とか心象風景とかが想像できて、
せつなくて愛おしくてしかたがない。
そして、こんな映画に5人揃って出演できたことも、とても恵まれていて素晴らしいことだと思いました。
スクリーンの中の嵐のみなさん、本当に魅力的でした。
そしてさきほど「HEY!×3」で拝見した新曲の「We can make it!」もとても素敵。
彼らのシングルも、伸びやかで聴いてるとなんかこう
心が晴れ晴れとしてくる歌が多いっすね。
滝沢さんのオールナイトニッポンについては、これが予想以上にほんわかと楽しい
「たっきーってこんな風にひとりでおしゃべりできたり、
リスナーともおしゃべりできたりするんだー」と
目からウロコであっという間の2時間でしたので、
これはあらためてレポと感想を書きたいと思いまする。
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