| 2007年02月20日(火) |
江原さんときんきさん |
ツアー先のホテルでヘンなもん見ちゃっても
「生きてる方が強い」と華麗にガン無視なさる王子や、
宇宙人探知機を携帯して常に周囲の気配をうかがっているようなケリー様が
お相手だと、「うたばん」の時より遥かに江原さんもしっくり馴染むというか。
普通では見えないモノが見えちゃったり、感じちゃったり、という点では、
きんきさんおふたりも明らかに江原さん側の人たちでしょうからね。
わたしにはそういう力はぜーんぜん無いけれども、(一番最初の記憶なんて4歳だぜ。)
それでも、この世の中が目に見えるものだけでできてるとは思ってないし。
っつーか、目に見えるものだけしかなかったら、むしろすごくイヤですが。
でも、こればかりは信じない人は全く信じないし、
目に見えないだけに、信じない人を説得する方法もないからね。
自分のアンテナにひっかからない電波は、
誰がどれほど「ある!」と主張したところで、
ひっかからない人にとっては「ない」としか言いようがない、ということで。
きんきさんに限らず、ステージに立って演じたり歌ったりするお仕事の人は、
「みえないもの」の力を感じられる人が多いような気がいたします。
そうでないと、きっとその道では大成できないのだろうか。
歌舞伎の中村橋之助氏が「オーラの泉」にご出演の時、
舞台である武将を演じていたら、
花道にとても立派な姿の武将が座っていたのが見えて、
あとでその日が自分の演じていた武将の命日だったと知った、
なんてお話をされていまして。
「出てきてくださったんだ〜」と、橋之助氏がそういう体験を全く怖がらないどころか、
「劇場は賑やかでないとね。だからオバケでも何でも、
来てくれないより来てくれた方が嬉しい」と言っていたのを聞いて、
見た目と違ってなんか器のデカイ人なんだなーと
(↑ 失礼な上に判断基準もまちがってるかもしれんが)
かなり好感度アップしたのでした。
帝劇でも、去年のSHOCKの時だっけ?
MAの誰だったかが不思議体験書いてくれてたっけ。
劇場って、客席にしか入ったことがないからよくはわからないけど、
色々入り組んでいて不思議な空間がいっぱいありそう。
いっぱいぶら下がっていて、いっぱいモノもあって、
何でも潜んでいられそうな死角にも事欠かないし。
そもそも舞台の上というのが、すぐ目の前にあるものだけど別世界だしね。
そこで数限りない演者たちが行き交い、その様々な想いや情熱が渦巻き、
それ以上に熱いかもしれない客たちの想いも加わり・・・
そんな濃厚な空間では、ちょっとした不思議が起きても全然不思議じゃないわけで。
というわけでどうか本日も、
帝劇の神さまと、神さまにはなれなくても彼らの無事を心から願う
客たちの想いに守られて、帝劇チームが無事に元気でいられますように。
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