今日のおたけび または つぶやき

2007年01月09日(火)  「白虎隊」


お正月の番組をぼちぼち消化中です。

まずは「白虎隊」。仲良し三人組、微笑ましくて可愛かったですね。

不勉強なわたしは、3人とも自決してしまうのかと思っていたのですが、

やまぴーと藤ヶ谷くん(役名で呼べよ)は生き残るのだな。

生き残った方が辛いにしろ、やはり、生きていてくれる結末の方が嬉しいです。



もともと結末はわかっているし、歴史の新解釈が出たわけでもないから、

ストーリーが特に面白いということもないわけで、

となると、あの無邪気で真面目な少年たちがつかの間の青春している場面を見るのが

やはり一番楽しい。



「戸外で女と口をきいてはならぬ」の教えにやむなく背いてしまって、

それを馬鹿正直に自己申告して、羨ましさありありの仲間たちから

寄ってたかってしっぺのお仕置きをくらうとか、なーんて可愛いんだか。


「母上とおばあさま以外の女と口をきかないまま自分は死んでしまうのか・・・」とか、

ほんっとせつないのだけど微笑ましい。


でも、このドラマで一番興味を持ったことは、やまぴーのイイ身体よりも(相変わらずの肉体美で)

田中聖くんはもちろん、藤ヶ谷くんのこれからもとても楽しみ、ということよりも、

殿様が大変お似合いのヒガシよりも、

っつーか、みんな揃って眉毛細すぎだろう! ということよりも、

「あずみ」のメイサちゃんは殺陣の実力は本当はもっとすごいのよ、よりも、

「会津人の気質」すなわち「会津魂」ということでしたわ。



「什の教え」にあった

「卑怯なふるまいをしてはならぬ」とか「弱い者をいじめてはならぬ」とか、

まさしくオトコマエの基本条件ではありませぬか。

歴史の節目節目に、そういえば会津って重要な役割を果たすことが多かったような。

近いところでは「義経」でも「新撰組」でも、

会津は色々とキーワードだった記憶がありますよ。


最近、日本史関係の本を読んでいなかったので(江戸の捕物帳みたいのばかり読んでる)

ちょっと会津関係を読んでみたくなりました。



正直、山下氏が出てなければ最後まで観たかどうかびみょーではあるのですが、

やまぴーがこの作品で視聴者に感じ取ってほしかったことを、

ちゃんと感じてくれた人は少なからずいたと思うよ。


それ以上に、

やまぴー自身がこの作品を通じてさらにオトコマエな中身になっただろうことが

ファンにとってのこの上ない幸せでありますね。


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