南盤月記
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2008年03月26日(水) 適応説

風邪の具合を悪くして家に帰ると、先に風邪を引いている妻が不機嫌にしていて、やはり先行して風邪を引いている小僧がグズっていたりする。

それをなだめながら急いで晩メシを作るわけだが、本心を云うと「何もかも放棄してさっさと寝たい」と思っている。

でもまぁ本当に寝てしまうわけにもいかず、いつものように小僧にメシを食わせて、風呂に入れて、洗濯物を干して、パソコンを立ち上げて明日の仕事の準備なんぞしている。

前のうちは「偉いな、俺様、夫のカガミ」とか思ってたけれど、最近ではそんなこともあまり思わなくなって、ただもうフツーにこなすようになってしまっていることに気付き、「こういうのも“適応”というんだろうか」とずっと昔に習った進化論の言葉を思い出したり。

思い出しついでにその進化論の講義をしていた教授の顔がカエルに似ていたことを思い出し、ついでにその授業で「いままでの常識が覆るかもしれない」と力説されていたドーキンスの進化論を思い出し、そしてそのドーキンスのいうことなんかもう誰も聞いちゃいねぇということにあらためて感慨してみたり。ああ90年代は遠くなりにけり。

でも、今でも「人間は遺伝子を運ぶ乗り物」というドーキンスの意見には耳を傾けたくなる。
とくに家族のために歯車のようになって生きてる自分を思うと。(苦笑)


野中

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