南盤月記
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| 2005年02月21日(月) |
粉ミルク買って全力疾走 |
残業中に家に電話したら「乳が出ねぇ。粉ミルク買うてきてくれや」と妻が云うので仕事を放って帰ることにした。
折悪しく原付は廃車にしてしまったばかりで、チャリンコを立ち漕ぎして走ったわけだが、さらに風邪もひいてて鼻が詰まってるものだから非常に苦しい思いをした。
で、ほとんどチアノーゼを起こしながらドラッグストアまで駆けたわけだが、どういうことなんだかその店では粉ミルクを置いてない。ネコ缶は置いてるくせに人間様の要りようのものを置いてないとはどういう料簡だと思ったが、冷静に考えると世間には乳児よりネコの方が多いわけで、そりゃ商売としたらもっともだよなと思い直すが、それならそうで薬屋の看板なんか降ろしちめーちくしょうめー、と緑の看板を横目に睨んでまた夜の街に走り出す。
けっきょく閉店間際のスーパーに駆け込んで、目的の粉ミルク缶を買ったのだが、冷静さを欠くあまり5缶も買ってしまった。しかも全部別の銘柄のやつ。レジの女の子は変に思わなかっただろうか、いや、思っただろうな、まァ、どうでもいいが。
家に帰り着くと妻はすでに準備万端で待っていたので、さっそく湯で溶いて飲ませる。泣きじゃくる息子の口にゴムの乳首を突っ込むとあむあむと吸い始めてまずは一安心。
30分くらい吸ったあと寝付いたので下の世話をして(こいつは乳を吸いながら下の用をする悪癖がある)、店屋物をとって晩飯にする。
妻に「だからあれほど常日頃から『乳を揉ませい』と云うておったに」などと説諭し、それから風呂に入り、眠くなる風邪薬を飲み、いまここで日記を書いている。
というわけで今日は大変疲れた。それに明日は早出して資料を作らないと係長が窮地に陥るので、もう寝ることにする。
おやすみ。良い夢を>ALL
野中
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