27日、見てやはり思ったんですが この戯曲は1970年代に書かれて、書かれた当初は 連合赤軍の崩壊とか、そういう社会背景を持って書かれた。 だけど、今の観客には(もちろん私も含め)そんな背景を 実感として知らない人の方が多いと思う。 だからこの戯曲が色あせているかというと、全然そうじゃなくて 赤軍がどうのとか、全く知らなくても十分に味わい深いし 何かを訴えかける戯曲だと思うのです。 だから、1回目は「へえ〜そうか〜、なるほどね」と思えたけれど デモ隊と機動隊の衝突音とか、浅間山荘の外からの呼びかけ(?) みたいな効果音は、なくてもよかったんじゃないかなあ。 その時代を知っている人は、そんな音がなくてもきっと その時代の話として受け止めたと思うし、知らない人は なければもう少しすんなりと戯曲の言葉を堪能することができたと思う。
でも蜷川さんの演出は気難しい題材を「エンターテインメント」に うまくお色直ししていて、何も考えなくても楽しめる舞台には 仕上がっていたような気がします。
BBSにも書いたんだけれど、山下さんの凛と響く艶やかな声が 他の方の喉に疲れが感じられた今日は、よりよく目立っていて すごい財産だと思いました。 花組ファンらしからぬ一般観客の会話にも、山下さんの声の良さを ほめる声が聞こえて、すごく嬉しくなりました。
また惚れ直しちゃったかな〜。(笑)
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