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| 2005年08月22日(月) |
『シャバダバ?』/「姫の愛したダニ小僧」舞台感想 |
スマスマの前に「星に願いを」のCMを見ました。 ほんの15秒の、ドラマの一場面のような感じでしたが、優香ちゃんと剛さんのツーショットが思いのほか可愛かったです。
…そういえば、本編は今週末だったわ…。 なんだか先のような気もするから不思議。あ、木曜日の食わず嫌いも忘れないようにしておかないとっ!!
木曜日はスマコンなので、予約をしっかりしておかないとっ!!
さて、月曜の日記ですが、土曜のことなど…。
「姫が愛したダニ小僧」を観にいきました。 主演はユースケ・サンタマリアさん。…でも、私のお目当ては“本公演ですら全員揃わなかった”Piperの5人(笑) だって、初の全員参加だったんですもの(笑)
さて、本編。 現実とファンタジーがごった煮の、どこからが現実でどこまでがファンタジーなのか今一つつかめない、小ネタ満載の非常に大王らしい作品でした。
…そういえば、これがPiperとしての初作品だったのですよね〜…としみじみ。
あと、「荒波次郎」で死んでしまったはずの『芋宮殿みつる23歳』が今作品で復活していて、とてもとても嬉しい。
そして、大路恵美ちゃん演じる「麗子」。これもまた「スリーテナーズ」の「麗子お嬢様」ですよね?
スリーテナーズの公演の時にどこでだか忘れていたけれど、大王とDOCが「麗子」の名字は「芋宮殿」だ。…ということを話していたのをおぼえていたので、この二人が並んだときに、思わず
兄妹、初共演だ!!
と心の中で叫んでしまいました。もしかしたら従兄弟かもしれないけど(笑)
あと、「ダブリンの鐘つきカビ人間」で出てきた『馬』も登場していたし!!
前回の「スプーキーハウス」の時にも思いましたが、こういう手塚治虫でいう「スターシステム」系は、ファンにはたまらないものがあります。 …だって、大好きなんですもの!!芋宮殿も麗子お嬢様も馬も!!(笑)
…そういえば、大王の5大変人のうち、2人が登場してるんだなあ…。 (勿論、芋宮殿と麗子…笑)
その他のメンバーもやっぱりステキ揃い。 なので、一言ずつ。
■祐一役/ユースケ・サンタマリアさん■ 現実とファンタジーの狭間で唯一の「現実」の人間として、また唯一のツッコミとして、演者と客との橋渡しをしている存在の祐一役をそつなく、素敵に演じてらっしゃいました。…あの振りまわされ具合がとても面白く、山内圭哉さんとはまた違ったツッコミで楽しかったです。
■エリ役/佐藤康恵さん■ 最初は「ボランティア」「同情」のつもりが、いつの間にか『すみれ姫』に感情移入してしまい、途中からすっかりと『洗濯娘』になりきってる姿に清々とした気持ちになりました(笑)洗濯娘のオーバーアクションは本当に楽しい。本作で「キリンに似た」とあった通り、実際に見ると本当に首も手足も長くすらりとしていて、羨ましかったです。…ちぇ、私は首も手足も短いさ!(涙)
■すみれ姫役/富田靖子さん■ ちょっとボケの入った“すみれおばあちゃん”から、ハツラツとしたとってもキュートな“すみれ姫”まで幅広い役柄をすんなりと演じてらっしゃって、さすがベテラン!と手で膝を叩きました。でも、すみれ姫は可愛かった!! ゲームやアニメの世界の人みたいで。そして、<ダニ小僧>に素敵に恋する乙女で。 役柄には関係ないのですが、すみれ姫がおばあちゃんになってしまったのは「年のせい(都市の精)」ならば、若返ることができるのは「田舎の精」という、大王のネーミングセンスが好きです(笑)
■城一郎役/高杉亘さん■ 一本木で心優しく、わかりやすく<卑怯>な男、城一郎。高杉さんといえば「踊る大走査線」での「SATの草壁中隊長」の“滅茶苦茶な堅物”が印象的なのですが、城一郎はその線を残しつつ…とってもヘタレ…な所が面白いです(笑) でも、すみれ姫に命を張れるほど従事する姿は涙を誘いました。 …ヘタレだけど(笑)
■橋本ゆうじくん役/山内圭哉さん■ やっぱり格好いいわ、圭哉さん。 カツラを付けた時は、ちょっとイカれた(?)感じの洗濯用洗剤の営業マン。しかし、一度カツラを外してしまうと、超絶腕のたつ剣豪と化す。…その対比がたまりません。…本当、こちらのツボをついてくるよなあ…。
■豚女役/松永玲子さん■ キップのいいカッコイイ女、それが今回の松永さん。 彼女の演技の幅にはいつもいつも舌を巻きます。でも…今回は「BIG BIZ」のサラにも通じるかな??(衣装が・笑) しかし、サラと同じように…彼女の網タイツにドキドキしました。ああ〜ん、セクスィ〜(サラ調で)
■鯖田役/松村武さん■ 普段は「カムカムミニキーナ」の主宰として、今やドラマでひっぱりだこの「八嶋智人」「山崎樹範」を引っ張っている松村さん。…そういえば、私ったらカムカム以外の公演に出演されている松村さんを始めてみました。 そんな松村さんの鯖田役。…悪役の親玉なのですが全く憎めません。だって、すごく可愛いんだもの(笑)…特に麗子にふりまわされてるところなんか(笑) カムカム公演で渋く決めてるのも良いですが、こんな役もすごく良いなあ…なんて思ってしまいました。
■渡辺役/竹下宏太郎さん■ 多分、このメンバーの中で一番気の毒なキャラなのは…?と聞かれたら私は「渡辺」だと答えます(笑)上司(鯖田)にコキ使われ、同僚(麗子)は変人…(笑)それでも任務は絶対に守ろうとする、その根性はまさしく『悪役の子分』(笑) 「荒波次郎」の時のカッコイイ「次郎」ちゃんとはまた違う、どちらかというと「スプーキー」や「スリーテナー」の時の「淳二」に通じるかなあ?? …でも、鯖田と同じく全く憎めません。…やっぱり可愛いもの(笑)…特に麗子に振りまわされてるところなんか(笑)
■麗子役/大路恵美さん■ この人、最強(笑) 麗子については上で書いてしまったで、改めて特出することはないのですが…。 やっぱり、大好きですこのキャラクター(笑) …またどこかで…出演してほしいなあ…
■芋宮殿MITURU役/川下大洋さん■ 上で「芋宮殿みつる」と書きましたが、パンフレットには名前が↑になっていました。…そうか…そういう区別が…(笑) 23歳なのに、やけに偉そうで威張っていて、年よりくさい。まゆげは、細く、コメカミまで続いてる。本編で「記憶をなくしてしまう」毒のせいで、自分を刑事だと思いこんでしまった芋宮殿なんですが、「荒波次郎」で刑事役だったのはこのせいなのかなあ…なんて思ってしまったのでした。…だとしたら面白いなあ…。
■老人役/腹筋善之助さん■ 相変わらずのパワーマイムが楽しい腹筋さん。今回もその擬音語だらけのパワーマイムが楽しかったです。 「お腹をキュイーン(メスでお腹を切る真似)、肋骨をボキボキボキ(肋骨を取り出す真似)、カランカランカラン(肋骨を鳴らす真似)、内臓をぼっさ〜(お腹の中から内臓を取り出す真似)、その中から小腸くるくるくる(取り出した内容の中から小腸を取りだし、ロープのように振りまわす真似)」 …私の筆力では表現できない、この一連の動作は…もう笑うしかない…(汗)
でも、せっかく腹筋さんが「超人」な役をやってくれたのだから、ここは是非とも「久保田浩」さんをお呼びして『対決』をやってほしい所でした(笑) 大、大好きなんです、腹筋さんと久保田さんの対決。
■男A役/後藤ひろひとさん■ 相変わらずのストーリーテラーからはじまり、やっぱり一番美味しいところをもっていく大王(笑)この男A役も非常に美味しい役ところでした(笑) …でも、ラスト。「何でも願いがかなう自販機」で観客に願いを託されたとき、「携帯が復活しますように」とお願いしてしまったことは秘密です。…だって、気が気じゃなかったんだもの(汗)
■飯田役/ラサール石井■ 唯一『現実』の時間軸にいる飯田。自殺しようとしたけれど踏ん切りがつかない所のヘタレさと、口ばかりで実際に行動におこせない小心者さ加減がぴったりでした。…なんだか落ちぶれたかんじで。 そういえば、大洋さんも「ラサール」出身なんですよねえ…。石井さんとどっちが先輩なんだろう…としばらく考え込んでしまいました。…ま、両方秀才には変わりありませんけれど…。
■島じじい役/???■ これは、観客の方が演じます。台詞はなし(笑) 私がはいった時は、人の良さそうなおじさまでした。 ダブルカーテンコールの時に、客席から「島じじ〜〜い!!」という声がかかって、演者・観客の皆で大きな拍手。すごくたのしかったなあ…。 しかし、他の回ではどうだったんでしょ?同じく年配のおじさまばかりだったのかしら???
さて、カーテンコールは3回。
1回目は一本締、2回目は三本締め、3回目は万歳三唱でしめくくり。 最後は、松永さんから「早く帰らせてよ〜〜」と泣き言を言われ、圭哉さんから「これから呑みにいくんじゃ!」とキレられ、大王とユースケさんはお互いに時計を見合わせている真似をしてました。…面白かった(汗)
…そして、どうやらこの回のみがそうだったわけではなかったみたいですね〜。
けれど、Piperらしいアットホームな舞台で(しかも、ちゃんと最後にショータイムも有)とっても楽しい3時間でした。 あ〜楽しかった。
次の大王作品は「ダブリンの鐘つきカビ人間」。再々演で、再演を大感激しながら見ていた身としては、どう変わっているのか楽しみです。
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「ふわふわ。り」様の素材を使用させて頂いています。
「つんづつっづ占い」はじめました。
KinKiの二人と彼等が演じたドラマキャラの占いです。
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