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2005年01月16日(日)  『俺のワカメに手を出すな!』/「SHIROH」舞台プチ感想&色々 



本日は、ちょっとしたお買い物をしに、地元のデパートへ。

丁度バーゲンだったのですが、1週間ほど前に阿呆の様にトップスを数着、金曜に追加でスカート1着を買ってしまったばかりだったので服を買うのは固く自粛。…目的のものだけを購入しました。…切なかった…。

帰宅後、光一さんソロコン「1/2」と剛さんの「si:」のDVDを続けて鑑賞。


なんか…。

プロフェッショナル・堂本光一

職人・堂本剛

みたいな対比で面白かったです。
しかし、真剣なオトコのヒトの顔は好きだなあ。…うっとり。



さて、昨日は劇団新感線の「SHIROH」を観て来ました。
ものすごく濃いい3時間で家に帰るとへとへとに(汗)。ついでに、最近迷惑メールが頻繁に来るので携帯のメアドを変更し、友人へと変更したとのメールをしただけで、ベッドへ直行となりました(汗)

というわけで。


『SHIROH』プチ感想。

ロックミュージカル…ということだったのですが、今まで「新感線」はお芝居にロックを取り入れたり、実際に俳優さんが歌ったり踊ったりしていたので、今回はその延長かしら…?なんて思っていたのですが、

何てこったい、本格派ミュージカルだった!!

とまず愕然としました(笑)
…私は一体何を求めていたのだか…(汗)


さすが、俳優さんの歌声も素晴らしく、中川くんは朗らかで伸びのある、“歌で人の心を操作できる奇蹟を起こす”シローを。上川さんは自身と周囲とのギャップの矛盾に苦しむ青年益田四郎時貞を好演されていましたし、大塚ちひろちゃんはものすごく透明感のあるリオを、秋山奈津子さんは艶やかで男前なお蜜を朗々と歌い上げ、演じてらっしゃいました。


そのうえ、カクレキリシタン達との群唱の迫力といったら!!


鬼気迫る 


この言葉が自然と頭に浮かび、ぶわ、と鳥肌が立ちました。…凄かった…。


お話の筋からいえば、結局「リオ」の意図が一体なんだったのか…とか、篭城する理由や、それまでの経緯がいまひとつ伝わらなかった…のですけれども。


それがどうした!!


と言える公演でした。
良かった…本当に良かった。


勿論、「橋本じゅん」「高田聖子」「粟根まこと」といった新感線メンバーや、「池田成志」「高橋由美子」等『ほぼ、団員?』という方もいらっしゃって、新感線らしいギャグも少々(笑)

いつものことですが、じゅんさんの「橋本節」はサイコーでした!!…大好きじゅんさん!!
特に、じゅんさん演じる柳生十兵衛と上川さん演じる四郎とのやりとりは、お腹をかかえて笑わせていただきました(笑)

サザエさんネタ、サイコー!!(笑)


あとは、成志さんとのやりとりで、成志さんが言ったアドリブでの一言を上手に返せなかった時。

「殺したい!!誰をって、あの人の面白さに上手く答えられなかった自分を殺したい!」

と地団太を踏みながら、刀を首にかざしながら悔しがっていた所もらしいなあ…と(笑)


あとは、「植本潤」さん。
女形もすることで有名な植本さんですけれども、私としては、「止まれない12人」の10才の少年・ドングリのイメージだったので、今回の白髪・髭ヅラの今回の「甚兵衛」では、一瞬誰か分からないほどでした。

今更ながらですが俳優さんて、スゴいなあ…(笑)


上でも書きましたけれども、それにしてもあまりにも濃い3時間でした。
終盤。序々に破滅へと濃縮していくステージに圧倒され引き込まれ、観劇後ぐったりと疲れてしまって、急遽一緒に観劇してくれたKさんとあまり話すことなく、口数少なく別れてしまったのが残念といえば残念…(汗)
でも、彼女も楽しんでくれたみたいで良かった(嬉)

もう一回行きたいところだけど、この舞台は体力と気力が満タンじゃないと…かなりしんどいかもしれない(笑)…残りの公演数も少ないけど…(汗)


ああ…それにしても、いい舞台は「良い!」としか言えない自分も悔しいなあ…。



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