私の毎日 The past diary

2005年03月10日(木) インフルエンザ(画像あり)

我が家にも恐怖のインフルエンザがやって来ました。
ヘロヘロだった息子も、もう大丈夫なよう。
明日からは登園予定。
今のところ家族への感染もないようだし(まだ発症するかも?と不安はあるが)
その時は また日記が滞るかも?

発症した先週の金曜日から今日までの数日分まとめて書いたので 
かなりの長文になってます。 あしからず m(_ _)m



■一日目 3月4日(金)■

夜中に「暑い」と起きた息子。
ホントに体中が熱い。39.6℃
先日の日記にも書いたように 息子は風邪もあまりひかず高熱を出した事がナイのだ。
熱冷ましの座薬を入れ眠らせるが朝になっても熱は下がらず
もしかしてインフルエンザ?と疑う。

つい昨日、日本脳炎の予防接種で病院へ行ったばかりなのに。
昨日の診察では何ともナカッタのに 子供の病気とはホントに急だ。
今日は幼稚園で3月生まれのお誕生会。今年度最後なのでバイキングがあるのだ。
こんな日に…と思うが仕方ない。
幼稚園へ休む連絡を入れ 下の娘が居るので朝一番の受付時間前に病院へ。

診察後、喉も赤くないけれど熱が高いから
インフルエンザの検査をしようとなり結果が出るまで20分間かかるので待っていた。
はじめ絵本を読んであげたりしながら待っていたのだが
少し手を振るわせながら「ママ、眠い」と言うので横にしてあげると
急に白目をむき手足が硬直。

スグ診察室へ駆け込み 先生に「ちょっと おかしいんです」と言うと
横たわらせ時間を計る みるみるうちにチアノーゼが出て
体を反らせ色白の顔は真っ青に唇は真っ黒になる。

先生が「○○ちゃん ○○ちゃん」と息子の名前を呼びながら
脈をとったりナースに指示を出したりと騒がしくなる。
すると息子の顔色や唇の色も戻ってきて呼びかけに反応した。
体温は40℃越え。

「これが熱性けいれんなんですよ」と言われ「これかぁ」…と思った。

けいれん止めの座薬(ダイアップ)を入れ 点滴を打つ。
熱性けいれんをおこしたので2時間以内に また痙攣をおこすと
他の病気との併発なども考えられるので (インフルエンザ脳症など)
何かあれば入院も考えないといけないと言われたので
このままじゃ娘が保たないと思いスグに旦那へ電話して来てもらい娘を任せた。
こんな時、職場が近くてホントに良かったよ。




初めての点滴…
 


インフルエンザ検査の結果も出て 見事ビンゴ! A型だった。
A型は イキナリ高い熱が急に出るそうで まさに息子の症状そのまんま。
幼稚園でも流行ってるしウイルスもらっちゃったんだね。

点滴を付ける間、「お母さん、見ちゃうとツライから外で待ってて」と言われ外へ。
泣き叫ぶ声が二回聞こえた。
後で、看護士さんが血管が取れなくて二回痛い思いさせちゃいましたって言われた。
あの泣き声は針を刺した時のだったんだね。

ダイアップのせいか うつらうつらの息子。
時々、私の顔を見ては痛いと泣く。
すると看護士さんがトーマスのスタンプを枕元に持って来てくれた。
いつも予防接種をすると先生が押してくれるスタンプだ。
それを1つ手に握らせてあげると安心したかのように眠る息子。

その間、色々考える私。
入院とかになったら どうしよう?
下の娘をどうするか?とか あーだ こーだ考える。
すると息子の手がブルンブルン震える。
例えるなら 志村けんのばあさんコントのようにブルブル震えるのだ。
また痙攣?とドキッとして看護士に声をかける。
悪寒のようなものなので意識があって震えるのは痙攣では無いと言われ少し安心する。

その後、痙攣は起こさなかった。
一応、家へ帰れるようになったが 明日から週末。
また痙攣をおこしたときの対処方など聞く。
痙攣をおこしたら 横にしてあげ衣服をゆるめ 時間を計る。
目の動き 手足の動き方をチェック。
その後、救急車を呼んで○○病院へ行く事。
行ってから 向こうの病院で伝える事なんかを教わる。

元お隣さんの子供が熱性けいれんをおこして救急車で運ばれた事があって
話しに聞いていたのだが まさか自分の子供がそうなるとは…。
もう ホントにホントに恐かったヨォー。
後で先生に聞いたが時間で言うと1分ちょっと。
でも私には10分にも20分にも長く感じた。

私もちょっと落ち着いてきて 午前の診療も終わり先生とお話。
「お母さん落ち着いとったよー 普通、あの姿を見るとパニックになるけん」と言われたが
パニックになる事すら忘れてたって感じだった。
それに自宅でなってたら 絶対にパニックになってると思う。
不幸中の幸いで病院内でおこったから落ち着いていらてたようなもんだもん。

病院を出ると 駐車場で旦那と娘にバッタリ。
お昼も過ぎたし私に食事を取らせようと考え交代しようと来たそう。
「もう帰れるよ」と言うとホッとしたみたいだった。

自宅へ戻っても息子はうつらうつらするばかり 少し眠っては起きて
「ママ、抱っこ」か「麦芽ー」と言うだけ。(よっぽど麦芽が好きなんやなぁ)
相変わらず手を時々ブルブル震わせる。
オシッコも立って行けずフラフラ。
いつもの元気な姿からは想像も出来ないぐらい弱々しい。
見てるとツライよ。早く良くなれー。

午後18時、ダイアップを入れる。
パンを少し食べるが うつらうつら。
息子が眠ってる間、また痙攣をおこしたらと思うと目が離せない。
            
夜、娘は私と息子はパパと寝る事に。
私と旦那はマスクをしてるが娘は出来ない。
私達はもちろん 娘も感染している確率は高い。
潜伏期間は1〜3日。来週が勝負だ。一家全滅は避けたい。

夜中「何か音が出た」と息子が起きる。
見るとオムツをしているのもかかわらずパジャマ・シーツまでビッショリになっている。
オシッコ?と思いきや風呂場へ連れて行くとナント ウンチ。
下痢と言うより ウンチ大爆発!と言った方がピッタリくる。

風呂で洗う間もシッカリ立ってられずフラフラな息子。
パパと二人がかりで洗った。
その後、朝まで何度もウンチパニック。
これはダイアップの影響だろう。



■二日目 3月5日(土)■

朝になると「お腹、空いた」と言い出した。
少し食欲が出てきたよう。
少し鼻をすするようになった。咳、クシャミはナシ。
お喋りもするようになり 歩く事も出来るようになった。
検温すると38.6℃。この日は一日中38℃台をウロウロ。

本人はかなり楽になったのかオモチャを出して遊び出す。
でも長続きせず 絵本を読んであげたりパズルをしたりおとなしく遊んだ。
しかし いつもに増して私に甘える息子。
私が息子を抱っこしてると娘が泣く泣く…トホホ。

この日は娘の初節句のお祝いをする予定だった。
急にこうなってしまい残念だが延期する事に。
お店・両親には昨日連絡済み。
ご迷惑かけてすみません m(_ _)m



■三日目 3月6日(日)■

時々、鼻をすする。
目は充血しているものの 顔色もだいぶん良くなった。
熱も36.8℃にまで下がってる。
先生からは1週間ぐらい高熱が続くかもと言われてたので 
かなりの覚悟をしてたけど こんなに早く下がってくれて嬉しい。

朝早く目が覚めたのでマジレンジャーを初めて観た。
「何でデカレンジャーじゃないん?」と質問してくる元気も出たよう。




この日は雪が積もりました


それに薬を嫌がらずにちゃんと飲んでくれるので助かった。
3歳になるって凄いんだね。偉いぞ!
少しのお湯で溶きスプーンで飲ませ 
スグに大好きな麦芽を飲んで苦味を消すようにしてる。

熱冷ましの座薬は使用しなかった。
インフルエンザの場合 なるべくなら使用しない方が良いとか
それと熱性けいれんをおこした子は 熱冷ましで熱を下げると
次に熱があがる時に また痙攣をおこしやすいそう。

昼寝の間に 近所の商店街に買い物へ。
食品・オムツ等 まぁ、一応何でも揃うんで便利。
水曜にはコープも来るし 1週間はOKよ。
イザとなったらコンビニも近いし どうかなるやろう。
いつ私も発症するかワカンナイからねぇ。
旦那の休みのうちに行っとかんと。

よし、来るなら来い! でも娘には来ないでー。( ̄人 ̄)



■四日目 3月7日(月)■

昨日に引き続き体温は平熱。
少し鼻をすするものの元気を取り戻した様子。

ブロックで遊んだり 郵便ごっこと称してバックを斜めがけにして
架空の人物からの手紙を大声で延々と読み上げていた。
こんなに元気なら幼稚園へ行ける日も近いかなぁ?

でも昼寝の時間がいつもより長め。昼寝を長くしても夜も割と早く眠る。
まだまだ疲れてるんだろうねぇ。

そろそろ他の誰かが発症か?とビクビクするものの 今のとこ全員OK。
このまま何事もなく過ぎ去ってくれー。



■五日目 3月8日(火)■

昨日、終息か?とホッとしたのも束の間。
今朝になると少し熱が上がってる。37.6℃

朝、担任の先生から電話あり。
「せっかく毎日、来れるようになったのにねぇ」N子先生。ホントにそうだよ。
「バスの事がありますので登園される時には連絡下さい」と言われたが 
ちゃんと「登園する前日に連絡します」と後から電話して言っておいたのに…。
先生同士の報告がちゃんと出来てないのか?ムムムッ!

今日は診察の日だったので様子を診せに病院へ。
待ってる間に37.5℃→38.1℃まで上がったが絵本を読んで待っていれた。
蒸気機関車図鑑+ワニ図鑑をジックリ読んだ。

診察の結果、順調に回復してるそう。
インフルエンザの場合、一度下がっても もう一度熱があがる事があるそう。
タミフルも飲まなくて良いし 風邪薬だけになった。
鼻は少しすするものの 喉も赤くないし腫れてない 耳も大丈夫。
後は このまま熱が下がれば大丈夫でしょうって。

それから一番の気がかりだった家族への感染。
親は仕方ないにしろ 娘にだけは避けたい。
だいぶん感染力は落ちているらしいが まだ可能性はゼロには言えないらしい。
菌よ、早く我が家から去ってくれー。



■六日目 3月9日(水)■

熱は下がったよう。
でも風邪薬の影響か昼寝の時間も長いし 夜も早く寝る。
「幼稚園 行きたいなぁ〜」と呟く。

さすがに「頭、かゆい」と言い出した。
そりゃそうだよね。金曜日から洗ってないんやもん。
体は拭いたり おチンチンやお尻はシャワーで洗ってたんだけど。
この日は旦那の帰宅が遅くなる予定だったので早めの暖かい時間に入浴。
スッキリしたようだ。

明日まで幼稚園はお休みして ゆっくり過ごさせよう。
金曜日に行ってもスグ週末だし慣らしには丁度良いかも。 


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ちぇる