書泉シランデの日記

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女でも、男でも
2006年05月17日(水)

新しいプロジェクトで初顔合わせをした。

半分は前から知っている人だけれど、半分は知らない人たち。

私は、同じ職位の人が2人いたら、今はとりあえず女性を信頼する。同じ力量の人が2人いたら、男が採用・登用されることのほうが断然多いから、つまりそこにいる女の人は、同じような男の人よりは優秀である確率が高い、と思うのだ。

パートあがりの女性がブックオフの社長になったとか(名前忘れた)、ただのセールスのオバサンがダイエー再建の社長をしているとか(これは林文子さん)、いろいろいうけれど、そのとき、たまたま彼女たちのスタート時点ではそういう仕事しかなかったから、そうなったまでだと思う。もともと力のある人が相応の地位についた、ということにすぎない。(女なら誰でもいいわけではなく、シャープのCEOを勤めた野中ともよはまるっきり失敗−着任自体になにやら怪しいものがあったけど。)

以前は(今でもか?)子どもの担任が女だと「女の先生なのよ・・・」と不平が出ていた。中には生活に忙しく、準備不十分で教壇に立つ人もいたとは思うが、あれは女性に対する偏見を女性が助長していた例だろう。

PTAや生協などで、何かっていうと「女の人っていやあね」という女性もよくいるけれど、あれもなんだかね。男なら中傷をしないとでも思っておいでかい?女が根拠なく女の足を引っ張ってどうする?

ただし同じ職位なら女のほうを信頼する、なんてのも、それこそ出来る男を疎外する要因にもなりかねない。こんな経験則が当てにならなくなるような現実が理想的。

さて、私の係わるプロジェクト、率直な意見交換ができる環境がうまく作れれば、大失敗はないでしょう。要は大過なく出来ればいいのさ。



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