書泉シランデの日記

書泉シランデ【MAIL

My追加

『フィガロの結婚』
2005年04月09日(土)

『フィガロの結婚』@新国立劇場。 去年、ウィーン国立歌劇場の引越し公演『ドン・ジョヴァンニ』でレポレッロを歌ったムラーロ君がタイトル・ロールだったものですから、楽しみにしていました。

ムラーロ君、豊かな音量、安定した歌唱、バスなのだけれど、決して硬いバスではなく、柔らかい歌声で、はい、当分の間私の若手イチオシ。

スザンナの松原有奈さん大健闘。相対的に音量不足ではあるけれど、演技もうまいし、ま、いいんじゃないですか。体が貧弱なのは、わが同胞の特徴であります。あきらめましょう。

脇役一同わが同胞頑張っておりました。バルトロの妻屋さんに大きな拍手送ります。

ブレンデルはどうしちゃったの?去年『マクベス』を聞いた人が厳しいことをいっていたけれど、私も今年厳しいこといいます。「昔の名前で出てこなくていいよ。」声量はあるけれど、音程怪しくない?ブレンデルにブラヴォーいった人、信じられないよ。どこがよかったの?(かくいう私、DVDで見るブレンデルのハンス・ザックスなどは見事だったと思うのですよ・・・)

伯爵夫人のエミリー・マギーもなんか陰影のない歌いぶりだったなあ。ケルビーノ(ミシェル・ブリート)は元気よくて好感が持てました。

演出×。子供じみた仕掛けは止めて。衣装最悪。わが同胞の体にも関係はするけれど、最初、ジョン万次郎ご一行が難破船から降りてきたかと思ったぜ。領民だったのですが。後半はご一同さんで水垢離かと思いましたわ。



BACK   NEXT
目次ページ