王様の耳はロバの耳

2005年01月19日(水) ちょっと露骨ですよ

友達に携帯で送りつけた文章↓
ちよっとHなので
苦手な方はスルーするといいと思います。




一回エッチしたゾロサンですが、
実は一回目余りにサンジが痛がるので、つっこむだけつっこんんでゾロはすぐに抜きました。
感動するサンジ。
同時にサンジは同じ男としてゾロに申し訳ないと思ったのでホモを勉強して立派なホモになろうと心に誓います。
しかし実際問題としてケツは半端なく痛いので昔バラティエ時代に男同士にもマニュアルとかあんだと言う話をコック達がしてたのを思いだし、大人のおもちゃのお店に勇気を出してこっそりと足を運びました。
しかしいざ店内に入るとあまりにたくさんの品ぞろえを前に何をしにきたのか分からなくなりました。
どこに視線を合わせていいんだかナニに使うんだかすら分からない物が山盛りテンコ盛りです。
サンジはうろたえて視線をさまよわせました。
実はサンジはバックバージンこそこないだやっと捨てたものの(ギリギリ)思い切り童貞でした。
しかも所詮10代の若造です。
すっかりテンパってしまいました。
変な汗ばっかりだくだく出てきます。
ほっぺは赤いのに
足とか手とかは冷たくなってきました。
ちょっと視界も狭くなって前しか見えないのに周りが気になるので挙動不審です。

「ほっ…ホモのコーナーはどこにあんだ??」

店員に聞く事もできずにキョロキョロと挙動不振なサンジは有るモノを発見します。


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………うさんくささ全開なものの。
もはやこのいたたまれない場所から逃げたくてたまらなかったので、サンジはそれを購入しました。
レジの店員から奪う用に受け取るとそそくさとその場を離れ店から逃げるように抜け出しました。
店の外でようやっと息をすることができました。
そして急いでメリーに帰るとキッチンの誰にも分からない場所に隠そうとしましたがその場でどうやらその箱がUパック小箱よりでかい事に初めて気がつきちょっとびっくりします。

「こっ…コレナニ入ってんだ…??」

そして夜になって格納庫にランプを持ち込んで中身を確認するために開けてみました。
ドキドキです。


ラブローション1ℓ 潤滑油お徳用 ロングアナルボール マラカス 電動アナルボール コンドームヌーディ(フリーサイズ) 直腸洗浄用ホース 大人のアナルSEX入門書 使用後の器具のお手入れに着いての注意書き小冊子。



「………こっ…これは……誰が!ナニに!どう使うんだ!?つか!違う!俺が求めてたのと!なんか絶対違ぁ〜う!」


半泣きになりながらも男が一度こうだと決めた事です。
サンジはとりあえず震える手に目的のマニュアルを手にとりました。

何回も貧血をおこしそうになりながらも勇敢に暗闇の中ランプの明かりだけを頼りに黙々とサンジのお勉強タイムは続きます。
暗闇の中
たまに息を飲む声や
悲鳴や
深いため息などが漏れましたが
果敢に読み続けました。
ちょっとオエッとかもなりましたが止めませんでした。
男のみせどころです。

「き…キツ…」

そして有る程度読んでそこで初めてサンジは有ることに気がつきました。

「………これって俺が読んでもしょうがねぇんじゃねぇ…?ゾロが読まねぇと…」
「……つか…萎えるよな……こんなん読んだら…でもあいつホモだから分かんねーか…」

自分を棚にあげてけっこうひどい事を考えて自分を慰めていたら、唐突に格納庫のドアが乱暴に開けられました。


ガチャリ
「ひっ!!??」


とっさに荷物をガサガサとしまいますがバレバレです。

「この暗い中でナニやってんだテメーは?」

戸口に立ってるのは当然マリモです。
愛しのマリモとは言え
バレ方としては最悪のタイミングでした。
サンジとしてはもっとスマートに、こっそりと勉強しておいて実地で

「しょうがねぇな見てられねーぜ。こーするんだぜ…」

とかなんとか言って、かっこよくリードとかしてやろうと思ってたのに、今のサンジは誰がどう見ても夜中にアダルトビデオをこっそり見てたのを親に見つかった中学生みたいだったからです。

つかそもそも
一回失敗しといてイマサラそんなん遅いって事まで考えが及んでないあたり阿呆です。
隠しきれない物は入ってきた剣豪にもすぐに目に入りました。
そしてゾロは経験として玄人のお姉さんにお世話になることが多かったのでナニに使うかピンときました。

(こりゃアレか!?尻に使うやつか!なんでこんなの持ってやがんだこいつ!?)

前回はサンジがエロ過ぎたのでがまんがきかなくろくにならしもせずに突っ込んでしまったので(ケダモノ)失敗したとゾロはちゃんと気がついていたで、なんとかリベンジを!と機会をうかがっていたのです。

(こいつ…こないだ初めてっぽかったけど気のせいだったのか!?)

そしてそんな物をもっているコックを見て一気に股間が熱を持つのを感じました。

(…ちっよけいな気使うっちまったぜ…どころか足りないってのか…)

つかそれどころじゃなく完全勃起。

(こんなところで自分で慰めようとしてのかよ…)

瞬間湯沸かし器

「クソコックてめぇ……」

(こいつとんだ淫乱じやねぇか…)

「ちっ。テメーはノックもできねぇのか!…つかっつ立ってねえでちょつとこっちこい………」

サンジとしては
風呂場あたりで実地でとりあえず自分で試してみてからとかとも思ってたので、試してる時じゃなくて良かったと思うことにしました。

ポジティブシンキングです。

実はこの二人失敗してますが誘ったのはサンジの方でした。
サンジはそれはもうゾロの事が大好きでしかたありませんでした。
好きだって考えるともう幸せでゾロが望む事ならなんでもしちゃうぜ!
ってくらいの好きっぷりでした。
でも男同士なんて気持ち悪いぜ!
ってくらいの理性は残っていました。
本音ではきっちりホモでしたがそんなこと認めたくもありませんでしたし、きっとバレたら嫌われると怖くもありました。
ある日ゾロが風呂場でぬいてるところに出くわした時に(同人誌的展開)勃起したゾロのペニスを見て、サンジは自分の考えに顎然としました。

「あー俺がぬいてやりたいぜ」

とか思ってしまったのです。
そして自分も激しく勃起しているのに気がついてしまったのです。
好きって気持ちが押さえられなくなったので、もうはけ口でも性欲処理でもいいやとか勝手に思い詰めて誘ったら以外にあっさりとゾロは載ってきました。
この時点でもサンジはゾロも自分を好きかもとかって考えは頭をかすりもしませんでした。
ホモ単体でも異常事態なのに、ホモップルだなんてあまりにアブノーマルだったからです。
しかもサンジが痛がるとゾロはサンジからまだ萎えてないそれを抜いてくれたりもしました。
だからサンジはちょっと焦っていたのです。
このままでは性欲解消にすらならない。
そればかりかやっぱり男なんて気持ち悪いし面倒くさい。

(イコール)=サンジも面倒くさい。

それだけは嫌でしたからとっとと立派なホモになってゾロを躯だけでも気持ちいいって感じさせてあげたかったのです。

「見られちまったからにはしょうがねぇ…これなんだけどよ」

サンジはちょっと男らしく。低めの声でせいいっぱいかっこつけながらアナルSEXの本をゾロに指し示しました。
気取っても色々台無しにする小道具です。

(なんだこいつヨクねぇからもっと勉強しろってのか!?)

ムッとしたゾロの顔も、今のサンジには目に入りませんでした。

「いやホラこないだ失敗しただろ、だからさ今度は上手やろうぜって。まあそう思ってさ。へへへ。」

臥せ目がちに話すサンジにゾロはなんだかイライラしました。サンジがサンジらしくなかったからです。

(俺の目も見やがらねぇのかこいつ………)

「そんなもん要らねーだろーが!!」

「そんなもんだぁ?せっかく人が!…っ…気持ちヨクなれたら良いと思ったんじゃねぇか!!」

(もっもしかして、もう俺とはやる気なかったのかこいつ!?前回も勝手に俺が痛がったからとか思ってたけど本とは思ったよりよくなかったから途中で止めたのかもしれねぇ!)
(やっぱ男なんて気持ち悪いか………だよな………俺どこをとってもナイスガイだし………男のケツって考えたら萎えるよな……それゃ普通…)
(ここはしつこくしねぇで引かねぇと………ますます嫌われちまうかもしれねぇ)
鼻の奥がツンとしましたが、ここは男として引き際良く明るく済ませておかないとなとか、今なら仲間としての関係は壊れてねぇ、とか考えてサンジはニカッと無理やり笑いました。

「やっぱダメだったよなーナ〜シ!ナシ!忘れようぜ。よくないんじゃしても無駄だからな〜」

「!!??」


(今さらナシだと!逃げに入りやがった)
(やっぱりよくなかったつうのかこの野郎…)
(俺は男なんか初めてなんだから知らねぇよ!)
(こんなもんに頼りやがって)

「あーあー………やっぱりムリかよ………」

プチ

ちょっとゾロのこめかみの辺りがプチっといいました。
というより周りの空気が3度くらい一気に下がりましたが、サンジは笑うのに一生懸命だったのでそれどころじゃありません。
気を抜くと情けない顔になっちゃいそうだったからです。

(口の端……ちゃんと上げねーと)
(明るく明るく………)

「ムリじゃねぇ」
「はっ?」
「ムリじゃねぇって証明してやる………。」

魔獣モードに入ったゾロの拳が、予備動作なしでマッハの速度でサンジの鳩尾にきれいに決まってよけ切れなかったサンジが一瞬で落ち。
意識を飛ばしたサンジのベルトをゾロが魔獣丸出しな表情で引き抜き。
尻を露出させたサンジをひざの上に置き
片手でたまに尻をなでたりしながら
もう片方の手に例のマニュアルを読み始め
暗闇の中
たいていの人がビビリが入るような凄い怖い顔でなんども

「なるほど………」
「そうか………なだけじゃダメだったんだな………」
「へーーー」
「くくくくくくくくくくくくくくくく」

とか呟いて確認していたのは
凄く凄く怖かった………。








↑これから先を漫画で描くか〜考えてたわけなんですよ。
んで描くとしたらって考えて表紙の紙とかナニがあるんだろうとごそごそ捜したら………なんかさわやかチックな紙しかなかった………やめようかな………。

ちなみに風邪引いて布団の中で携帯メールピコピコ打ってたら(退屈だった)手が痛くなったよ。

こんなん送りつけてごめんちゃい<(_ _)>








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遠山宙

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