クロまめごはん
おい

 医者にかからないという選択。

「この先、まめたんに何が起こっても、病院には連れて行かない」

それをはっきりと決めたのは、この時だったと思う。

まめたんは、極端に人慣れしていない猫さんで。怯えるだけならまだしも狂暴化するので他人が触ることはまず無理。注射の1本くらいなら洗濯ネットに入ってもらえば何とかなったけれど、身体の触診や血液検査も出来ない。本気で診察するなら薬で眠らせるしか方法がない。でも高齢になったら、麻酔を使うこと自体にリスクが生じる・・・。

だから。もう医者にはかからない。
これから先、何が起こっても、あるがままの運命を受け入れる。そう決めた。


これは、私がまめたんという猫と向き合い、導き出した選択なので、誰にも非難はされたくない。だからといって、正しい選択だったとも思っていない。

私が間違えてしまったとしたらそれは、まめたんを医者にかかれないほど怯えさせてしまった、これまでの日々の積み重ねであったのだと思う。


−−−−−
まめたんとのお別れが近いのではないかと予感した時。
それまでの日々をこの日記で記録していこうと思っていたけれど、私の想像を超える勢いでまめたんの衰弱は進んでいった。

だからtwitter(鍵垢)の方で記録していたのですけれど。
その一部始終を、こちらへ転記しておきたいと思っております。

何故ならば、私自身が、猫の看取りの色んな形を知りたかったから。
本を読んだり、ネット記事を探したり、人様のブログやnote、Yahoo知恵袋などなど、とにかくむさぼるように情報を集めた。医者にはかかれないから余計に欲していた。


こんな看取りの形もある。こんな経過をたどる。用意しておくとよいものは。
私が助けられたように、まめたんと私の記録が、いつか誰かの助けになれば。助けにはならなくても、色んな形があるのだと。その1つとして見つけてもらえたら、と思っております。


−−−−−


2017年6月のまめたん。お顔がふっくらしている。まだ若いなぁ。



2017年12月のまめたん。
新しく買った物が届いたら、必ず猫チェックしてくれました。



2022年11月25日(金)
初日 最新 目次 MAIL

エンピツユニオン