イヌな生活


2006年05月21日(日) 最悪の‥

あー、もう、ぐずぐずです。

昨日飲み会があったんです。
メンバーは大学の友人男性4と私。

彼らといるのは楽しくて、安心する。
それは私にとって彼が「男性」じゃないから。

男性だけど、男性じゃない。
性的なイメージを全く感じさせないでくれるのだ。
だから、彼といると安心する。

でも、中に一人だけ
昔から微妙な空気を感じさせる人がいる。

正直、それが嫌だった。

でも、もともと彼らが4人グループで
私がそこに後から混ざったから
メンバーの一人として普通に接してきた。


昨日の飲み会で、最初から違和感があった。
最初の店で隣に座ってきて
だんだん近づいてくる気がしてた。

足をからませようとしてきたり
皆に見えないように、腰に手を回してきたり

黙ってよけつつ
周りの空気を悪くしたくなくて
ハッキリ言葉にできずにいた。


店を変わったとき、隣に座らないようにした。
なんとなく嫌な予感があったから
現実にならないように避けよう、そう思っていた。


飲み会が終わって、私は一人新宿に出ようとしたら
「俺も一緒に行く」と言う。

二人きりは嫌だった。


でも、みんなの前で

「飲み足りないから新宿で一人で飲む。
 だから、たまごと一緒に新宿に向かうよ」

と言われてしまって、強く断れなかった。


着いた新宿で

「これからどうするの?」
『漫画喫茶で寝る』
「じゃ、ホテルに一緒に泊まろう。払うから」

‥‥言われたくなかった。


断るべきだった、そう思う。

でも、もう終電がない時間だった。
池袋に住んでいる彼が、そのために新宿に一緒に来たわけで。

ここまで来させてしまったのは
私に「可能性がある」と感じさせる隙があったせいなんだろうな
と思うと、断れなかった。

(漫画喫茶泊まるより、ちゃんとしたベットで眠れるし
 シャワーも浴びれるし、お金出してくれるって言ってるし)

自分に言い聞かせたけど
やっぱり嫌でどうしようもなかった。


あんな最悪の気分でホテルに入ったのは初めて。
あんな最悪の気分でえっちしたのは久しぶりだった。

ちょっとは頑張ってみた。
割り切って楽しもう、て。

でも、自分でも驚いてしまったけど体は正直だ。
全く濡れなかった。

なにをされても苦痛で、体に触れて欲しくなくて
体が受け入れようとしないから
入り口も固く閉じてしまっているようで
乾いてるのと相まって、全然入らない。

早く終わって欲しくて
ローションがあったから自分で使った。
なんとか入ってものの、動き出したら直ぐに乾いて
並みの痛いじゃなかった。

でも、終わってくれてほっとした。


「よかった?」

と訊き、恋人同士かのように
私を抱きしめて眠ろうとする彼に耐えられなかった。

『眠りたいから』

と、腕をほどいて
ベットの端に背中を向けて横になった。

とにかく触れて欲しくなくて
丸くなって、悲しくて
自分が嫌で仕方がなくて

頭の中はご主人様でいっぱいで
涙が毀れてとまらなくて、結局全く眠れなかった。


自分のしてしまったことが嫌で
もうダメだと思った。

ご主人様に会えるかもしれない夜だった。
結局、お仕事の都合で会えなかったのだけど
そんな夜に、自分のしていることに耐えられなかった。

ごめんなさい、ごめんなさい

一人で繰り返していた。


結局、日曜もお仕事が忙しく
ご主人様とは会えなかった。


会いたかったけど、会いたくなかった。

自分のダメさが申し訳なくて
会って抱きしめて欲しくて
何があったか知られたくなくて
知って欲しくて


そんななか届いたメールに

(ご主人様にとって私はセフレでしかないんだ)

て感じて打ちのめされた。



どうしたいんだろう‥、私。





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