Emiの日記 | old day days list new day |
映画「ハート・ロッカー」→→→2010年03月12日(金) 映画「ハート・ロッカー」 イラクにて、爆弾撤去をするアメリカ兵たちの姿を描いた映画。 アカデミー賞作品賞・監督賞などを受賞。 冒頭のメッセージ。 「戦争は麻薬と同じである」 ☆ジェイムズ(ジェレミー・レトナー) 爆弾撤去中に命を落としたトンプソン(ガイ・ピアーズ)に代わり、ブラボー中隊にやってきた男。爆弾を処理する瞬間に生き甲斐を感じ、処理した爆弾の部品を宝物のように集めている。 ☆サンボーン 理知的で冷静。ルールを守らず隊の調和を乱すジェイムズに反感を抱く一方、その勇敢には一目を置く。 ☆エルドリッジ 素直。それゆえに、戦地での命がけの毎日に魂をすり減らしていく。 ブラボー中隊任務開けまで○○日――そう淡々とドキュメンタリーのように繰り返されていく、爆弾処理の日々。その中で失われる命、怪我で離脱していく者。 何か特別なフレーズを押してくるわけでもなく、過度な演出もなく、ただ極度の緊張感に包まれた現場とつかの間の休息とが映し出されていく。 まるで観客は自分も一兵士となってその場にいるかのように感じる。気をぬく暇がほとんどない。 以下、ネタバレ含む。 仲間に撃たれ、戦線を離脱したエルドリッジ。彼は始終、死との対面に怯えていた。 死の危機にさらされ、「おまえはすごい」「息子が欲しい」と言い出すサンボーン。それまでの冷静な顔はそこにはない。 そして、一度は家に帰ったものの、再び戦地に赴いたジェイムズ。次の任務開けまで365日。防爆服を身にまとい、爆弾に向かっていく後ろ姿。 誰がどうだということは言われていない。観客は三者三様の兵士の姿を見て、それぞれに何かを思うだけだ。 2006年03月12日(日) 今日も見てしまった |
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