Emiの日記
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2009劇場鑑賞映画を振り返る→→→2010年01月08日(金)
2009年劇場鑑賞映画を振り返ってみようかしらん。

[個人的ランキング]


1. グラントリノ
 イーストウッド監督・主演。頑固で気むずかしい老人と、その隣家の少年との友情を描いた映画。少年、さらにはその家族と、自分の本当の家族とは築けなかった良い関係を持つことができたが、それと同時に、隣家が抱える問題を見過ごすことができなくなり――。
 
 泣きました、これ。イーストウッドの意固地な老人役が非常にうまく、モン族の少年も好演。


2. ディア・ドクター
 鶴瓶主演。田舎の村に一人しかいない医者。彼は村人の誰からも親しまれ、頼りにされていた。しかし、彼の正体は……。

「その嘘は、罪ですか?」というキャッチコピー。法や常識から考えれば罪なのだろうけれど、単純にそうと言い切れない、なんとも言えない雰囲気。警察にあれこれ問われたときの瑛太演ずる研修医の逡巡する表情が印象的。


3. サマーウォーズ
 仮想空間OZによってすべてが管理されている中、OZにトラブルが発生。数学の得意な主人公が偶然暗号を解いてしまったことが発端となり、主人公のOZでのアカウントがのっとられてしまう。そしてそのアカウントは暴走。主人公と、あこがれの先輩の一族が一丸となって、世界の敵となってしまったアカウントに立ち向かう。

まず、OZの世界の描かれ方がきれいで魅力的です。ゲームとかネットに抵抗のない人なら、わくわくするんじゃないでしょうか。
先輩一族の凄すぎる構成とおばあちゃんのすさまじい統率力はちょっと好みが分かれるかもしれないけどね。


4. チェンジリング
 行方不明になった子供が警察の捜索により発見され、母の元へ返される。しかし、その子供はまったくの別人だった。母は、子供が別人であることを訴え、本当の子供を取り戻したいと訴えるが、異常者扱いされてしまう。

警察やらマスコミやら、大きな力の前には、たった一人の一般人が訴える力は、あまりにも小さくて頼りないものなのね……と感じずにはいられない。アンジェリーナ・ジョリーが母親を熱演。


5. 愛を読むひと
 少年は、年のはなれた女性に恋をする。少年は彼女に本を音読し、彼女はそれを静かに聞く。それは二人の幸せな時間だった。しかし、女性は突然、少年の前から姿を消す。年月をへて、二人が再会したのは、裁判所だった。彼女に隠された秘密とは。そして、彼女が本の読み聞かせをねだったのは何故だったのか。

感想を書こうとするとネタバレになってしまうので難しいんですが、そこまでして守りたい秘密だったのかと思うと、彼女の人生がどんなに生きづらかったか、もっと早い段階で救われる機会はなかったのか、などを考えさせられます。


6. 7つの贈り物
それって本人の自己満足じゃん、という見方もありますが、そうすろことでしか彼は救われなかったのだろうと思います。それにしても、この邦題。これのせいで、物語が想像できちゃうじゃんね。
ウィル・スミスの演技が光ります。


7. アバター
物語はともかく、CGと実写の融合がすごい。残念ながら3Dではみてないのですが、それでも映像が素晴らしかったです。その点で、やっぱり劇場で観たい映画。
話の展開は、予測がついちゃうのと、ご都合主義な処理のせいで、批判的なひとは軽く笑ってしまうかも。


8. カールじいさんの空飛ぶ家
老人が主人公で、どんどん元気になっていく姿が、生き生きとしていて良かったです。少年ラッセルくんもかわいらしかった。
全体としてメルヘンしあげのわりに、数点ほど気になるところがありましたが、そこはまあ、置いとこう。
家が飛び上がるシーンで風船の色合いが町並みにうつっていたり、老人らしい動き方の芸が細かかったり、いろいろこだわってるのが見所。後は、開始10分のセリフなし演出とかも良かったですね。あそこで泣いた。


9. イングロリアス・バスターズ
あの予告CMには騙された。おばか映画風に宣伝してましたが、笑う箇所なんて全くといっていいほどないです。
緊張感のあるやりとり、それぞれの立場からの想いなどがよく描かれていました。なにより、各国の言語をそのままでやったのがすごい。ドイツ人はドイツ語、フランス人はフランス語、アメリカ人は英語、というように。
残虐なシーンが多いのがちょっとつらかったですが。


10. ワールド・オブ・ライズ
レオ様とラッセル・クロウの対決が見物でした。



[個人的ワースト・ランキング]
1.MW
山田君が好きゆえに観にいって、山田君は好きだし、玉木君もいい演技してたけど、話が駄目すぎてムリ。原作の核となる設定を描かなかったため、なぜに二人が互いに離れないのか、理解できない状態に。キーアイテムも安っぽくて、悲しくなりました。


2. カムイ外伝
なんといっても、あのサメだなあ。まさか映画で、同じCGの使い回しを目撃させられるとは。


3. 20世紀少年(最終章)
ひきのばしすぎ!あと、おっちょのバズーカとか、なんでこう日本映画のってショボイんでしょうねえ。

2008年01月08日(火) 眠すぎるぜ
2007年01月08日(月) らーめん
2006年01月08日(日) 映画「銀色の髪のアギト」
2005年01月08日(土) あれから一年
2004年01月08日(木) 


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