Emiの日記 | old day days list new day |
いか八郎さん→→→2009年08月29日(土) ひろしくんのお墓参りにいきました。 今度、すぐるが一人で行く予定なんで、行きもバスで行って、バスでの行き帰りの方法を確認することに。 しかし、すぐるももう22なもんで、「あのひと、あんな若いのに子供なくしたのかしら??」と思われたら嫌やな、と言ってました。 うん、確かに。 まさかお兄ちゃんのお墓参りだとは思われんよね。 わたしも単独で言ったら「あのひと、子供……」ですもんね。 ま、わたしの場合は年齢的にもそう思われて全然不思議じゃないですが。 さて、行きのバスにての話。 途中で、野球帽をかぶった小柄な老人が乗ってきました。 前払いのバス料金を払うのにものすごく時間がかかったり、服も薄汚い感じがして、怪しいおじいさんにみえました。 浮浪者とか、ホームレスに見間違われそうな感じね。 足取りはおぼつかなく、どうも足腰が悪い様子。 よろよろとバスの中程へ歩いてきたのですが、誰一人席を譲りません。 お母さんが座っていたので、顔をみあわせ、譲ろうとしました。 しかし、おじいさんは「座ったらたちあがれなくなるので」とおっしゃいました。 そうか、そうなのか……。 というわけで、お母さんは座ったまま、わたしはお母さんのそばに立ったまま、お父さんは少し後ろの離れた席に座っていました。 しばらくすると、おじいさんが話しかけてきました。 「あなたはいい人だよ。わたしは75年生きてきたけど、あなたみたいにイイ人にはめったに会えない」 「あなたは幸せな老後を送るよ」 と、母に。 それというのも、そのおじいさん、バイクか自転車だかにはねられ、足が悪くなったそうです。はねられ、気がついて起き上がったときには、もう犯人は逃げさったあとだったとか。 昔、おじいさんは東映の撮影の仕事で新潟へ行き、リアカーをひいたおじいさんを車でひっかけてしまったとき、逃げてしまい、それのむくいがきたのだと言いました。 向かいからくる大きな車をよけて進もうとしたら、リアカーのおじいさんをひっかけてしまったのだそう。そのおじいさんは溝にはまり、ばたばたしていましたが、そのまま逃げ、家に帰ってからお母さんにその話しをしたら怒られ、「なんで、すこし止まって待たなかったの?あんたは絶対に同じような目に遭うよ」と言われ、それが事実になってしまったと。 それから、おじいさんはわたしを見て、「あんたピアスあけてないね? あけちゃだめだよ。運気がすたるから」 と言い、自分には霊感があると言いました。 藤原紀香が売れない時代にアドバイスを求めてきたこともあったそう。 最後に、「わたしはいか八郎といいます」 言われてみれば、かぶっていた赤と白のキャップに、「いか八郎」と大きく書いてありました。 おじいさんはそのあと、わたしたちの降りる駅よりまえで降りていきました。 最初は、え?と思ったんですが、話すうちに不思議なカリスマ性がにじみでてきましたよ。 ひろしくんにお参りするとき、「いか八郎さんに会ったよ」と報告。 ひろしくんはどう思ったかね?? ちなみにいか八郎さんは、知る人ぞ知る芸人さんのようで、あちこちで目撃されているみたい。 ネットで検索すると、いか八郎さんと話したよって記事が出てくるわ。 2007年08月29日(水) 日本不調 |
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