Emiの日記
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映画「監督 ばんざい」→→→2007年06月13日(水)
映画「監督 ばんざい」
幕張にて 母と

北野武のオバカ映画。

ヤクザ映画が得意な監督が、もうヤクザ映画はとらないと宣言!
さて、どうなる?

というような宣伝文句だったと思うんですが、いきなりヤクザシーンから始まるし、思い切り銃で殺してます!!寺島進さんが出てきたのは嬉しいけど、この時点でもう年齢制限入ってしまうわね。
で、こんな映画はもうやめよう。さあ、どうしよう。あれ撮ってみようか。これと撮ってみようか、という展開。

前半は比較的まともな映画を撮ろうといろいろやってみてる感じ。でも、だめだだめだと続いていきます。だるいです。未完成の短編映画を順番に見せられてもさ。
中でも「コールタールの力道山」という昭和三十年代を描いたものは、北野監督の「血と骨」に雰囲気が似ていて、わたしは好きになれませんでした。

そして、次第に物語がぶっ壊れていきます。
ラストの隕石から続く物語は、意味がわかりません。
井出らっきょや、つまみ枝豆も登場。

たけしチームの芸人の芸が好きな人には楽しめる映画だと思うのですが、下品なネタが多くてきキツイです。

ラスト「壊れてますね」の一言で映画終了。
要するに、北野武の監督としての頭の中は、こんなふうにめちゃくちゃで壊れているという映画だったのだね…。


同時期に公開されたので松本人志監督の「大日本人」と比較されているようですが、まったく違う路線なので、比較できないと思います。
共通してるのは、どちらも監督のふだんの芸風が好きか否かで、映画の好き嫌いがわかれるってとこでしょうかね。

2006年06月13日(火) ゲド戦記
2005年06月13日(月) ヨコハマからキタ人


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