Emiの日記
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朝日レガッタ決勝戦&読了本「天使の囀り」→→→2007年05月06日(日)
どしゃぶりですが、大会本部に問い合わせたところ、試合決行とのこと。

おじいちゃんに琵琶湖まで送ってもらい、母と二人で観戦。
(おじいちゃんは足場が悪いため、帰りました)

8:55からのエイト準決勝をみました。
順当に、ひと組目は、明治安田生命、トヨタ紡織、立命館大学が勝ち残り、二組目は、東レ滋賀、京都大学、慶応大学が勝ち上がりました。

雨なので写真とれなかったし、京大はレーンが向こうのほうで、どのみちうまく撮れなかったと思う。京大は川本さんしかわかんなかったし、東レ滋賀はスキンヘッド山本さん(雨だからかサングラスなし!)ばかりみていました。

さて、エイトの決勝は13:10から。
それまで時間つぶさなあかん。
雨なのに〜。


まずはアヤハディオで双眼鏡かいました。
(わたしが持ってくるの忘れたため)

そのあとジョーシンに行って、おじいちゃんのパソコン用のマウスを購入。
ARVELとかいうメーカーの、1500円くらいのやつ。
独断と偏見でレッドです。

そのあと、スポーツ用品店に行ってさらに時間をつぶしました。
なんかもう、時間つぶしで疲れたような。


昼ご飯はオークホテルの近くにあるパスタ屋さん。
なんとセットで1050円でデザートまでついてしまうというおやすさ。
安いのに、味もいいし!
赤字じゃないのか??


さて、エイト決勝ですが……。
明治安田と東レ滋賀の一騎打ちになって、三位はトヨタ紡織、四位は立命、京大は5位か……ビリかなあと予想していたら、その通りになりやした。
途中までは、ほぼ一線で進んできたのですが、半分くらいからかな、東レがずんずん前へ出始め、そのまま逃げ切り。

結果、優勝は東レ滋賀。
二位 明治安田生命
三位 トヨタ紡織
四位 立命館大学
五位 京都大学
六位 慶応大学

トップ3は実業団で占められちゃいました。

決勝戦観戦のときは、すぐ隣に東レのシバタさん(身長がめっちゃでかい)がいたり、亮さんがすぐ下で観戦してたり、社長がうろうろしてたり。
みなさん応援してました。


表彰式をみにいきましたが、雨のためテント内での表彰となり、テント内にいかつい男のひとがわんさかひしめくという異様なありさまでした。

東レ滋賀のキャプテン溝部さんはイケメンすぎです。
トレビーノ山本さんは、間近にみてもめちゃくちゃごつい。



二時半くらいにおじいちゃんと合流して、明日の男祭りの食材を一部調達し、帰りました。




読了本『天使の囀り』貴志祐介

先日の日記で天使の嘲りと書いてしまったが、正しくは天使の囀りです。
あざけり、と、さえずり、じゃあ、大違いです。

解説を瀬名秀明がしてる時点で、バイオホラーだと察するべきだったのかしらんが、読んでいる過程で何系のホラーなのかまったくわからんのがまた恐かった作品。
だんだん、虫系? であることがわかりましたが。

文章が巧いのは今更いうべきことでもないが、本当に読者をひきこませる。
高梨のアマゾン取材旅行のメールから始まり、まず最初の恐怖は、ウアカリ。
遭難してしまった高梨たちが白いウアカリを食してしまい、呪われるというところ。
原住民が「呪いだ」と恐れているものの、実際このウアカリに何があるのかはわからない。高梨らアマゾンより帰国した人々の急激な変化――それまで恐怖していたことをまったく恐れなくなり、むしろそれに好んでむかっていき、快楽している――これが恐い。
読者は視点となる早苗を通して、早苗と一緒になってぞっとする。


早苗が高梨の死の原因をつきとめようとする一方、美少女ゲームに熱中する青年の登場、さらには「ガイア」という組織の登場。
この絡ませ方が、また巧い。


ブラジル脳線虫、超恐い。
そんな陳腐な感想で終わらせてはいかんと思うが、本当に恐い。
人の恐怖を快楽にすりかえちゃうのよ。
死を恐怖している高梨はどんどん死にむかっていくし、
先端恐怖症のおばさんは目を突き刺して死んじゃうし。


ラストで早苗が信頼していた依田が、高梨と同じような変化をしたときの、恐怖。あれは映像をみるより恐い。



最後に、作品とは関係ないですが。
わたし、作者の名前も勘違いしてました。
「たかし ゆうすけ」だと思ってたのですが、「きし ゆうすけ」だったのです。


2005年05月06日(金) 東寺など


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