Emiの日記 | old day days list new day |
映画「ダ・ヴィンチ コード」→→→2006年07月01日(土) 映画みにいってきました。 評判がよろしくないって聞いてたけど、みにいきました。 二時間半。 なんだか駆け足で、謎解きがサッとすすめられてしまって、原作を未読なのでついていくのが大変でした。 それに、キリストとかマリアとかの話って、やっぱりキリスト教や聖書に関して基礎知識がないとわかりづらいかも。 大学で聖書の授業とってたけど、いつも別の教科の予習とかして、ほとんど聞いてなかったからなあ。 英米の文学作品には聖書を理解していないとわからないような宗教的な表現がよくつかわれていたりするんですがねー…、英文科出身のくせにダメですわ。 んなわけで、途中、イエスは神か人間かで論じあってる場面なんか、「ああ、これ、なんかどこかで聞いたような…??」みたいなぼんやりとした感じになってしまいました。 しかも、物語が複雑で、二時間半でも盛りだくさん・詰め込みすぎだった感じがします。 結末は「ああ、そうですか」みたいな感じだし。 そして、トム・ハンクスの髪型は微妙でした。 ジャン・レノの役どころは「それでいいのかよ?」って思わずにはいられないし。 リー役のイアン・マッケランは、出てきた瞬間「ガンダルフじゃん!」とか思ってしまいました。ロード・オブ・ザ・リングっす。名優なので、狂気じみた表情は怖かったです。 ポール・ペタニー演じるシラスは、やっぱり痛いシーンがあって、直視できませんでした。 信仰心を高めるために自分をムチうったりするのは、映像にすると残酷です。文章で読んでるぶんには、リアルに想像いなければいいから自分で手加減できるのだけれど、映画では見せられてしまうから、そうもいかない。 メル・ギブソン監督の「パッション」ほど残虐ではありませんでしたが、気分のいいものではなかったです。 小さい子供はみないほうがいいんじゃないのかなあ。 長々と書いてしまいましたが、おもしろくないわけではないけど、いい映画をみたという満足感はあまりなかったです。 いい役者さん出てるし、舞台の景色も良かったのに。 小説のほうがおもしろいのかな? |
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