Emiの日記
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スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』→→→2005年03月26日(土)
ついに行ってしまったよ、スーパー歌舞伎!
感想ですか?もう大感激ですよ。休憩時間のぞいても三時間はゆうに超えてるのに、ぜんぜん時間を感じさせない。だれる暇がないんだもん。

右近さん主演の回をみました。いいお声で踊りがうまいのは今さら言うまでもないですが、ほんと素敵です。
一幕:オウスノミコト(ヤマトタケル)は帝の命をうけ、双子の兄オオウスノミコトに朝廷へくるよう言いにいく。オオウスノミコトは兄橘姫を妻にしながら、弟橘姫に手を出そうとしている有様。オウスノミコトは兄に朝廷にくるように言うが、オオウスノミコトは、帝は自分達兄弟を殺し、大后の子どもを後継ぎにするつもりだから、殺される前に帝と大后を殺さねばらないと言い出す。二人は言い争い、兄が剣をとりだしたのをきっかけに切りあいになり、はずみでオウスノミコトは兄を殺してしまう。
帝に兄の心を悟られまいと、オウスノミコトは一部始終を語らない。帝は怒り、オウスノミコトをクマソ討伐にむかわせる。
宴で盛り上がっているクマソのところへ、オウスノミコトは女装してやってくる。すっかり警戒心をなくさせたところで、明かりを消し、兄タケルを刺し殺す。オウスノミコトの正体に気がついた弟タケルも、乱闘の末に斬られ、死に際に「タケルとは強き男の名前。大和の強き男よ、ヤマトタケルと 名乗るがいい」と言い残し、息絶える。

二幕:クマソ制圧から戻ったヤマトタケルに、帝は褒美として兄橘姫を与える。そして、大和に敵対している蝦夷の国を与えるとも言う。つまりは、蝦夷討伐に迎えという命令である。クマソ討伐から戻ってわずかに五日、タケルは愕然とする。しかも、従者は大和に従ってはいない吉備の国のタケヒコ一人。
叔母の倭姫に、帝は自分に死ねというと訴え泣くタケル。倭姫は伊勢の神の剣アメノムラクモを与え、小さな袋をお守りにと渡す。また、タケルの心を癒すため弟橘姫との一夜を用意する。

タケヒコは次第にタケルの優しさや純な心に惹かれ、心を許す。タケルを追ってきた弟橘姫も加わり、三人で蝦夷へ向かう。が、適にはめられ、草むらで火攻めにあってしまう。窮地に陥ったタケルは、倭姫からもらった袋をあけてみた。そこには、火打ち石が入っていた。タケルとタケヒコは二人で草をなぎ、タケヒコが火打ち石で火をつけ、襲い来る火を飲み込むほどの火を起こし、なんとか生き延びる。アメノムラクモは、このとき草薙の剣と命名された。

2004年03月26日(金) 勉強


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