Emiの日記
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映画「ハウルの動く城」→→→2005年01月04日(火)
まず最初に、「木村拓哉が下手くそだ」という評判に、異議を唱えたい。
確かに「メチャメチャ巧いよ」と絶賛するわけにはいかないが、「下手くそ」ではないと思う。それに、宮崎監督の場合、わざと下手に聞こえるようなしゃべり方をさせている傾向がある。ナウシカやラピュタだって、妙に棒読みっぽいしゃべり方してたりするでしょ。
木村拓哉、いい声だし、悪くなかったのでは? 
むしろ、倍賞ちえこのほうが嫌だった。少女ソフィの声が限界です。
今作では、本当にちらっとしか出てこない国王の声が好きです。出てきた瞬間、なんかこの人の声だけ違うぞ……違うぞってゆうか、大塚明夫さんだろ!!と思いました。まあ、加藤治子さんとか三輪明宏さんも、いいお声ですが。
あと、マルクル役の柚木神之介くんがかわいかったわ。

絵は相変わらず綺麗だし、ジブリらしい雰囲気や、自然な人の動きは流石です。芸が細かいのに、それが鼻につかないあたりね。昨年みたスチームボーイは芸が細かすぎてうるさかったからなあ。

物語は、なんだかよくわからんところがいっぱいあった。ハウルがサリマンからソフィーたちを守るために引っ越した先が、ソフィーが住んでいた帽子屋なんだけど、いつの間にか家族は帽子屋から引っ越してたのか?引っ越してないにしても、扉だけハウルの城とつながってるのって……。
それより前のシーンで、ハウルの城とつながっていた扉のむこうはがらんどうだったもんなあ。わからん。
そういった疑問点をぬきにしても、一目惚れしあったお二人の恋物語に、なかなかついてゆくことができなかったわ……そりゃ、わたしが腐ってるだけ?

ラストあたりの「涙がとまらないの」(ソフィー)、「あたりまえよ。心は重いんだもの」(ソフィー)は「はあ?」と思いました。たとえば、ナウシカやシータが同じセリフを言ったなら、なんとも思わなかったと思う。やはり、声がイカン。声が!!


この映画自体をもう一回観たいとは思わないが、もう一度ハウルの声をききたいとは思ってしまう。キムタクファンじゃないのになあ。
ま、そんなわけで、私がジブリで最も好きなのは、ラピュタです。



夜二時間半くらいにわたってやっていたダウンタウン司会のお笑いシャッフル。三村と田中サイコーでした。シャッフルしてもおもしろいコントができるのってスゴイわ。流石。

2004年01月04日(日) 卒論の神様リターンズ


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