Emiの日記
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日曜洋画劇場「フェイス・オフ」→→→2004年12月19日(日)
確か、公開当時はジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが、二役(正義と悪)を演じるというのが話題になったような。

話……FBIのアーチャー(トラボルタ)は悪党のキャスター(ニコラス)を追いつめ、乱闘しているうちに、キャスターが頭を強く打って昏睡状態になってしまう。
キャスター一味がロスを壊滅させるような強力な爆弾をしかけていることを知ったFBIだが、キャスターの弟は口を割らない。
困ったFBIは、キャスターのことを知り尽くしているアーチャー(トラボルタ)にキャスター(ニコラス)の顔をかぶせ、体格もそっくり同じにするという手術をほどこした。キャスターそのものの姿になったアーチャー(ニコラス)。だが、昏睡状態だったキャスターが目をさましてしまったことで計画が狂う。
顔をうばわれたキャスターは、逆にアーチャー(トラボルタ)の顔をうばい、アーチャーになりすます。二人がいれかわったことを知るものを皆殺しにし、弟に入れ替わったことを連絡。FBIの立場を利用し、弟を釈放させてしまう。
その結果牢獄に取り残されたアーチャー(ニコラス)は、なんとかして脱獄。
一方、キャスター(トラボルタ)は、ロスの爆弾をとりのぞき(もともと自分のしかけた爆弾なのだから、とりはずせて当たり前である)、大手柄。
ほかにも悪党時代の裏知識を生かし、悪党どもをとりしまりまくり。
アーチャーの奥さんであり、医者のイブも夫がいれかわっていることに気がつかない。
アーチャー(ニコラス)はキャスターの仲間のアジトへ。そこで、キャスターの息子アダム少年と出会う。キャスターの女でアダムの母に事情を説明しようとするも、わかってもらえず。そんなところへ、キャスター(トラボルタ)がアーチャー(ニコラス)を殺すべく、FBIを動員してやってくる。
混乱の仲、アーチャー(ニコラス)は逃走。
自宅に帰ると、妻のイブがいた。
二人しか知らない昔の思い出などを語り、必死で妻に事情をわからせることに成功。
妻は夫の顔をもった男の血液型が夫と異なることを調べ、アーチャー(ニコラス)を信じる。
そして、最後の決闘。
キャスターの女はアーチャー(ニコラス)をかばって死亡。
キャスター(トラボルタ)も死に、アーチャー(ニコラス)は再手術のすえ、自分の顔(トラボルタ)を取り戻す。
アダムを家族にむかえ、幸せに。


感想……冒頭は大味なアクションにがっくりきたり、キャスターを演じる下品すぎるニコラスにがっくりきたり、ニコラスの持っているおもちゃみないた金色の銃にがっくりきたり……そう、B級。
顔を入れ替える手術なんかありえないし、そもそも体型のまったく違うトラボルタとニコラスが互いにそっくりになれるってどんなよ?
でも、この映画が面白くなるのは、二人がいれかわってから。
下品すぎるトラボルタにおえーっと思いつつ、冒頭とうってかわっていい役になったニコラスが格好よすぎ!とはしゃいでしまった。
トラボルタもニコラスもうまいね。
ニコラス演じるアーチャーが妻のイブに、結婚前の思い出を語るシーンはちょっとじんときたよ。
最後はまあ、悪は討たれるって感じにキャスターは死んでしまうわけですが、トラボルタの顔に戻らなくてもいいじゃん、と思ってしまった。だって、ニコラスのほうがいいじゃん(笑)
この映画、ニコラス好きになる恐れアリ。



2003年12月19日(金) なんですと!


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