Emiの日記
old day    days list    new day

なんでだー→→→2004年04月15日(木)
とあるところから電話がかかってくる予定だったんですが、
かかってこないーー。
木曜にかけるっていったじゃああん!!

ま、午前中は歌舞伎みにいってたけどよ、
夕方にかけてくれるっていったよね?いったよねえ??
はーーーー。
明日バイトだから、電話に出られませんわよ。


四月大歌舞伎 昼の部(ネタバレあり。要注意)
番町更屋敷
一場…播磨(三津五郎)は身分が下の腰元お菊(福助)を心底愛し、結婚しようという。しかも本妻として迎えようという。だが、当時なら妾になるのが妥当な身分差。お菊は思い悩む。
 そんなとき、播磨は道中で売られたケンカを買い、従者とともにケンカをおっぱじめたところを、おば様にみとがめられてしまい、さらに縁談のことを問われてしまう。
二場…お菊は播磨の縁談のうわさを耳にし、悩む。播磨の心を確かめるため、先祖伝来の大切なお皿十枚セットの一枚を柱に打ち付けて割ってしまう。しかし、新参の腰元おせんがその様子を影からみていた(そこでは、おせんはそのまま去る)。播磨が帰宅。お皿を粗相で割ってしまったのなら、いたしかたないと言ってくれ、その上永遠の愛を誓ってくれ、お菊は幸せいっぱい。ところが、おせんがちくったため、わざとわったのがばれる。
 播磨激怒。播磨はお菊を愛するがゆえ、吉原にもいかず、女性のお酌も受けず、お菊に真剣につきあってきたのに、その心を疑われたのが許せない。皿を割ったから怒るのではないということを示すため、お菊の目の前で皿を一枚一枚割ってゆく。そして、ついにお菊を打ち手にすることに・・・。
 愛を失った播磨は、自暴自棄になり、槍を手に、聞きつけたケンカのところへ走り去ってゆく。

 深い愛ですねえ。これだけ想われたら、お菊は死んでも幸せでしょう。
本当にかわいそうなのは、播磨のほう。なぜに自分の心を疑ったのだ、とお菊を問い詰めるあたりからラストまでずっとつらそう。ついさっきまで永遠の愛を幸せそうに語っていたのに・・・あんまりです。
 また、三津五郎さんのお皿をこぶしで割ってゆく気迫。「のけ、のけ、のけ」とお菊をかばう従者に低くいうところも、切ないです。
 ああ、悲しい愛の物語。

棒しばり
 大名(弥十郎)は留守中にいつも、家来の太郎冠者(三津五郎)よ次郎冠者(勘九郎)がお酒を飲んでしまうので、懲らしめようと思う。まず太郎冠者と組んで次郎冠者の手を棒にしばってしまい、次に太郎冠者の手を後ろで二しばってしまう。そして出かける大名。しばられたまま残された二人は、その状態でなお。お酒を飲もうとする。

 手がつかえない状態で、二人息の合った共同作業でみごとお酒を飲み、さらに酒のさかなに舞を踊るという、笑いの絶えない演目。太郎冠者も次郎冠者もにっこにこしながら器用にお酒のんで、どうしようもない(笑)
 三津五郎さんと勘九郎さんのコンビがもう絶妙。

義経千本桜
 仁左衛門さん、ラストの血まみれ衣装がめっちゃこわいです。売店で売られていたブロマイドにいっぱいその血まみれ装束写真がありましたが、びびって買いませんでした(かわりに、白浪五人男の日本駄右衛門買ったけど)。自分の体に綱をまきつけ、碇とともに海へ沈み行くのは圧巻。
 シリアスな演目なので、笑えたのは冒頭の勘九郎さんと三津五郎さんのかけあいのあたりだけ。ダジャレいいあったり、曲がった刀を石で叩いて直したり(なおるわけないじゃん/笑)。その勘九郎さんも後半でどくろを額にくっつけて出てくるし、三津五郎さんは追っ手を背に、自分ごと刀でぶっさして海に身投げ。
 壮絶です。


******************************************************

風神様>壮絶ですかぁ・・・。(4/15 22:40)

アミーゴ>歌舞伎って行ったことない;;難しそうで・・・。番町更屋敷 のストーリーって現代風にアレンジすれば、違和感ないかも・・(4/18 01:08


mail    home    bbs

Design by shie*DeliEro
thanks for Photo→Cinnamon