Emiの日記
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四月歌舞伎 白波五人→→→2004年04月10日(土)
歌舞伎みてきました。夜の部です。
以下ネタバレしているのでご注意を

歌舞伎鑑賞暦はまだまだヒヨッコなのですが、
「待ってましたあ!」と声かけしたくなる
くらい、役者さんが舞台に出てくると
うれしくてたまらない。

物語は歌舞伎によくある、因縁だらけなお話。
「これは俺が盗み損ねた金じぇねえか」だの、
「(あんたが生き別れの)お父さん?」だの、
おいおいそりゃありえんよ、というツッコミ
したくなりますが、してはいかんのです。
歌舞伎なんだから。

勘九郎さん。
ほんとに華がありますよねえ。
とくに、小太郎から弁天小僧菊之助にぱっとかわる
シーンと、ラストの殺陣&切腹シーンが見ごたえありまくり。
傾斜のついた屋根の上で殺陣ってすごいわ。しかも
たったまま切腹した状態で、舞台が九十度立てに回転して、
場面転換。大迫力。
まさに、これだから歌舞伎みにいくのやめられないわって
トコロだわ〜。
イヤホンガイドが「ここが見せ場」というところは
もちろん、ただパイプをふかして座っているところ
も、ステキ。

三津五郎さん。
明るい茶目っ気のある役どころだからというのも
ありますが、「心から歌舞伎を愛し、演じることが
楽しくて、舞台にたつことが幸せなんだろうな」
と感じさせる笑顔。
勘九郎さんとのコンビが絶妙です。

仁左衛門さん。
悪面最高です。
しかし、今回座席が悪かったせいで、
ラストの見せ場で仁左衛門さんの顔が
ぜんぜんみえませんでした。ショック!!
「うおー頼むからこれ以上舞台せりあがらないでくれ!
仁左衛門さんがみえなくな…あ、みえない…(泣)」

福助さん。
福助さんはやっぱり女形のほうが好きだなあ。

信二郎さん。
まだ若いようですが、いいお声してました。
これからチェックだな。フフ。

七之助さん。
かわいいわー。ほんとに。
だまされて、二回も身投げしてしまう可哀想な役。
許婚の小太郎さんと深い関係になったと思いきや、
実は小太郎は死んでいて、盗賊の弁天小僧菊之助
だったという、なんとも不幸なお姫様。
てか、お父さんの勘九郎さんとそんなん……(笑)
しかも、姫が崖から身投げ(身投げ一回目)しても
弁天小僧はとめなかったし(「おしいことしたなあ」という
始末)、川へ身投げ(身投げ二回目)でも、赤星十三郎
ぜんぜんとめないし。つくづくかわいそう。


五月はとれなかったから、六月こそは
チケットを!しかし、六月も海老蔵襲名披露公演。
またチケット戦争だな。助六も鏡獅子もみたいよお。

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風神様>ネタバレしてない?(^-^;)(4/11 08:42)

nami_35>してますね(汗)ので、ネタバレ注意メッセージを書き加えました。(4/11 09:13)


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