Emiの日記
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二本立てで→→→2004年01月30日(金)
「半落ち」
自分が壊れきってしまう前に殺して、といわれたら、殺すかもしれないです。本当のところは、そのときになってみないとわからないけど。
息子がすでに亡くなっていることをアルツハイマーで忘れてしまい、毎日「としやはもう死んだんだ」と改めて知らされる苦しみ。想像しただけで、耐えられないです。
梶(寺尾聡)が法廷でひたすら「知りません」と言い続ける気持ちとか、姉(きききりん)が「妹を殺してやることもできなかった」と泣き出すところとか、それに対して藤林(吉岡秀隆)が反論するところとか、もう泣き所ばかりです。

「解夏」
徐々に視界が狭まっていって、最後には見えなくなる。突然見えなくなるよりも、恐怖心は強いと思う。
「助けてくれ」と祈るように泣く隆夫(大沢たかお)はみていて辛いし、
「あなたの目になりたい」と言って付き添う陽子(石田ゆり子)も痛々しい。
最後に見たいものは何か……何だろうね。きっとやっぱり、そのときに一番近くにいる大切な人の顔かな。


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