出張から帰ってきた夫に最後通牒を突きつけた。 「離婚の意思」を綴った手紙を渡した。 もちろん、やり直す意思がないことも書いてある。 支えている人がいることも。
「日曜の夕方まで家に戻らない。いまから家を出ます。 私が家を出たら、手紙を読んで欲しい。 ホテルを予約してあるから、行先は心配しないで欲しい。」
そう言って家を出た。 迎えに来てくれていた彼の車に乗った。
10分後、私の携帯が鳴り響いた。 出ないでいると、何度も何度も鳴った。 伝言メモも留守電もいっぱいになった。 メールも大量に送られてくる。
夫は、私から捨てられるなんて思ってもいなかった。 その私が、離婚の意思を固めたことを、 やり直す気はないことを伝えて家を出た。 そして、男の存在。 一種のパニックに陥ったようだ。 涙声で、私の名前を叫んでいる。 戻ってきて欲しい、話し合って欲しい、と。
「気持ち悪い」 これが、それ以上もそれ以下もない、私の感想だった。
何通も送りつけられてくるメールに、 「何も話し合うことはない。 貴方には幻滅してしまった。もうやり直せない。 今、心から私を支えて、愛してくれる彼と一緒に 残りの人生を送るつもり。もう邪魔しないで欲しい。」 と返信した。
知ったこっちゃないけど。
★いつも読んでくださってありがとう★
|