まみいの日記
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2005年10月08日(土) この時期に海外旅行って?

今世界は混沌としている。
飢餓や差別が憎しみをそしてテロを生む。
本当の平等なんてありはしないが お互いを理解しようとする心 お互いの立場をわかろうとする気持ちを失っていけない。
お互いがお互いを理解することが出来ずに 何を考えているのか分からず 疑心暗鬼になってつまりは恐怖の対象とする限り 平和は遠い。
・・・・と 狭い日本の国の中で人生を折り返した私は考える。
でも実際にお隣に日本の国籍を持たない人が住んでいるわけもなく 所詮は机上の空論だ。

カナダは移民の国だ。
元から住んでいたのはインディアンやイヌイットで フランスの探検家ジャックカルティエが16世紀にセントローレンス川あたりで上陸・開拓をはじめて この地一帯をフランス領と宣言したというから わたしなんかは随分乱暴な話だと思う。
その後 イギリスも植民地宣言した。
17世紀のイギリス・フランス戦争がここにも飛び火して 1763年にイギリスの支配権が確立された。
それでもケベック州はフランス人が多く住んでおりカナダの公用語は英語フランス語という。
その後も「人種のモザイク」と呼ばれる程たくさんの民族が移動してきたのを受け入れている。
その歴史からかお互いを尊重しあう風潮がある。
それぞれの持っている背景を認め合って 生きていこうとする。
だからか隣のアメリカに比べて犯罪数も少なく 旅行客も安全だといわれた。
面積は日本の26倍ほど人口は4分の1 しかし冬は零下20度程にもなるという。
日本とは対照的なこの国に行ってみたいと思った。


まみい