まみいの日記
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2003年04月04日(金) 桜トンネル

私が勝手に名づけた今サクラが満開の道。
父のいる病院に向かう道だ。
今を盛りとどの枝にもいっぱいの花をつけて 重たそうに淡いピンクがゆれている。
午後から 曇りがちなお天気だが それでなくてもサクラの下は 幾重にも重なる花でほんのり薄暗い。
昼間は 人通りが絶えないにぎやかなこの道ではあるけれど 夜になって静まり返った時には どんな表情を見せるのだろうか。


去年の今頃に はじめてデジカメを購入して 前から素晴らしいと思っていたご近所のこのサクラを撮った。
私が思ったように撮れているのか それよりまずピントがあってるのか 出来栄えが気がかりで うちに帰ってPCに取り込むのがうれしいような 久しぶりにドキドキする思いで画面を見つめる私に ぱあっとサクラのアップが飛び込んできた。
それは思ってもいなかったほどの 私にとっては良い出来栄えで ピント合わせもせずに こんなに素晴らしい画像が撮れるなんて魔法の棒を手に入れた気分だった。
あれから どれだけの画像を撮ったことだろう。

その時その場の想いを伝えたくって 一生懸命シャッターを押しても 帰ってきてその半分も感動が表されていないことにがっかりした。
そんなもどかしさを何度も何度も繰り返した。
実際の風景や花達を眺めながら どうしてこの雰囲気が出せないのだろうと 手のひらのデジカメを恨めしく見たこともあった。

だけれど 時として自分でも思っても見なかった素敵な画像に仕上がった時は 私が撮ったに違いないが私の作品と言っていいのか ちょっと後ろめたい気分で皆さんに紹介したものだ。
特にそれが誉められたりしたら 思いは複雑だ。


まみい