まみいの日記
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2003年02月25日(火) 父の声

父は声が出せないため 夜はもし何かあったらどうやって看護師さんに知らせたらよいのか・・ という不安が増大していって きのう 少々情緒不安定になったようだ。
私にしきりにその不安を訴えるが 私はそれをうんうんと聞くだけしか出来ない。
ドクターにその不安を解消していただこうと 面会を申し込んだが 折悪しく 手術が入ってしまってお会いする事が出来ず 看護師さんにすべて話して ドクターに伝えてくださるようにお願いした。

きょうは 早めに見舞いに行くと 父は「昼ご飯は食べられた」ときのうの騒ぎはどこ吹く風の様子だ。
身の回りの始末をしていると 看護師さんがやってきて 昨日の話はドクターにしてくださったという。
そうこうしているうちに そのドクターが病室にいらして 呼吸器から送っている酸素の量も減らしてきているので 今日は違うものに変えますとおっしゃる。
きょとんとしている私達をどかすと その場で看護師さんと今までのものを取り外したと思ったら なんと父の声が聞こえる!!

話すことができるものに変えて 調子が良かったら 喉を縫い合わせることまで 考えている段階だという。
あまりの展開にもう私達は父に話してみてよと大騒ぎ〜
他の看護師さんも集まってきて 
「あら いい声ね」
「今度 カラオケに行きましょう」
ドクターも「どんどん話していいですよ。」と油を注ぐ。

かくして 母も私も 入院して一ヵ月半ぶりに父の声を聞くことが出来た。
父も嬉しそうに今までの出来事を面白おかしく語ってみせる。そこには きのうの苦渋に満ちた父の顔は無い。
自分の気持ちを語ることができる 晴れやかな気持ちそのままの父の顔があった。

おまけに 食欲のまるで出ない父に 今は食べたいものを食べたい時に食べられるだけ食べて まずは食欲を出すようにしましょうという 嬉しい許可まで出て さっそくアイスクリームと あの例のバレンタインチョコをほんの少しずつ口にする事が出来た。
私も勿論お相伴〜〜

\(^o^)/


まみい