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媚薬については、 お話だけじゃなくて そのものを持ってこられ それがちょっと嫌だった。 薬がなきゃダメなの?って いうのではなくて、 得体の知れないものを 摂取するのが嫌だった。 ただ、それらは想像して いたのとは全然異なり、 どれもしゃれた見た目で 今風だった。 風邪薬みたいな錠剤を イメージしていた私は なんとも古くさい人みたい。 手のひらに数敵落とされた 媚薬は、甘い匂いと味がして さながらメープルシロップの ようだった。 これがパンケーキにかけて あっても何の違和感もない。 結局雰囲気に流され、私は いくつかの媚薬を口にした。 効果は怪しいものだけど、 媚薬を飲んだ、という事実が 何よりなんだとは思う。 一応名誉のために書いておく けど、彼が先に含んだのを 確認してから、私も飲んだ。 共に倒れるのならば まだ許せると思ったから。 |