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前回より狭いこの部屋は ソファも狭くて二人がけ。 そりゃあ、ここしか座る所は ないし、並んで座る訳だけど どうしたって近づいてしまう 身体に、徐々に期待が減って いったのが分かった。 こんな風に近くにいても前は 結果が出せなかった。 今日も同じかもしれない。 ならばもう期待なんかしないで ダメかもしれないけど、って くらいの気持ちでいよう、 そう考えるようになっていた。 仕事の話をしながら少しだけ アルコールを飲んで。 私の太ももを何度も往復する 芝さんの指先を目で追って。 寄りかかりたいけどシャツに ファンデーションがついたら 困る。ううん、それより、 ひとつ前に進みたい。 「今日は一緒にお風呂に 入りたいです」 思いきった。 失敗してもいいから、この前 みたいに手ぶらで帰るなんて 許せなかったから。たとえ 期待した通りにならなくても、 待つだけじゃ何も起こらない のを学んだんだった。 この人は待っているだけだと 攻めてこない。ある程度の 積極性が必要なんだ。 バスタブにお湯を入れながら ひとり鏡の前で服を脱ぐ。 途中、 なかなか来ない芝さんを見に 行ったら彼はもう上半身は 裸で、その光景に我に返り 恐怖を感じた。 私、3年振りに、新規の人に 裸を見せるんだ |