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「はい、じゃーね。バイバイね」 私はふざけてそう言ってから 施術師に背を向けて寝転がる。 もう破れかぶれだ。 さっさと帰ってください。 精一杯の心遣いのつもりだった。 施術師は笑ってくれた。 シャワーも浴びず身支度を 進める施術師。 予定の時間をオーバーしてて 焦らせてしまっている。 私って一体何なんだろう。 彼は私にどこまで期待している のだろう。きっとなんにも 期待してないのが正解だ。 彼はいつも受け身だった。 プレイは攻め側だけど、 いつも、まずは私がどう したいのかを聞いてくれていた。 そしてそれを大体叶えてくれた。 来るもの拒まず 去るもの追わず 最初から最後までそうだった。 |