明日香の日記

2012年12月26日(水) はだしのゲン

『はだしのゲン』の作者・中沢 啓治さんが
19日に広島市内の病院で、
お亡くなりになったそうです…73歳。
小学1年生のときに被爆。

その時の記憶…
「白を中心にして、まわりが青白い
 リンが燃え狂ったような、外輪が
 赤とオレンジをうわーっと混ぜたような
 すさまじい火の玉」
…と、克明に記憶されている記事を
拝見しました(小1とは思えない!!)。

この12月。
『はだしのゲン わたしの遺書』が出版され、
その本の最後には、こう書かれているそうです。

「『はだしのゲン』はわたしの遺書です。
 わたしが伝えたいことは、すべて
 あの中にこめました。
 『はだしのゲン』がこれからも
 読みつがれていって何かを感じてほしい。
 それだけが、わたしの願いです」と―。

私の『空よ』という歌は、
中沢さんが居なかったら
作れなかった歌だろうな〜。
原爆に限らず、いま世界中で
この無くならない戦争を、
どうしたらいいのか!?
諦めずにもっともっと話し合って
分かり合う方向は無いのか!

世界中の人々が
宗教や政治を越えて
心で感じ判断して
大きな愛が持てたなら…。

中沢さん
ご冥福をお祈り申し上げます。


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明日香