明日香の日記

2012年07月05日(木) 佐々木幸男さん

今回ゲストで演奏して下さった
佐々木幸男さん♪…実は30年前に、
制作ディレクターが同じ人でした。
なのでデビュー当時から
スタジオで会う機会があったり♪
泊まってるホテルも同じで、
レコーディング後に色々とのんびりお話したり♪

1996年から北海道で暮らし始めた頃も、
北海道には幸男さんが居る!!…って♪
なにか、兄のように慕って
とても心強かったように記憶しています(^^)。

ただ…北海道(札幌)に居た頃は
私自身、“明日香”と名乗るには、
あまりにも音楽に対して、
中途半端だったように思うのです。

ある時、幸男さんから
「明日香ってさぁ〜、
 なんか…愛が足りない…っかなぁ〜」
…と言われたのを、ずっと覚えています(笑)。
他の多くのコトを忘れている私が
この時のこの言葉だけは、
自分の先の人生に、何か多きな
ヒントになる気がして…
引っかかり続けたのでした。

私だって人並みくらいには、
愛は持っているつもりだった。
でも、やっぱり何かが足りない…のか…。

実は奈央を産んだ後、
“子育て”だけに拘束され過ぎて、
“明日香”として積み重ねる時間は
ゼロに近かったと思います(~~)。
当然、仕事を頂いて演奏しても、
ちゃんと勉強していない人のステージなんて
お客さんにバレバレで、やっぱり魅力は
無かっただろうなぁ〜と思うのです(~~;)。

今なら、どんなに忙しくても
“明日香”になる時間も必ず作って
練習や制作を、うま〜く生活の中に分散できるけれど。

まぁ、過ぎた過去も自分だから。
北海道時代のコトを そう否定せず、
今の私になるには必要なコトだったのダと
反省も交えながら
割り切るしか無いけれど(~~)。

それにしても、
幸男さんの言葉が尾をひいて、
つまりは今に至ったようにも思えるのです。

『源』のライブの時に幸男さんが
「音楽をやめる時…って、
 自分で決めるもんじゃないって分かったナ。
 聴いてくれる人がいるうちは、
 続ければ良いんじゃないかって。」

私がうだうだ言っていたら、
その迷いを吹き払うように
言ってくれた言葉だった。
コレだ!
ひとつの“悟り”…だネ♪

良かった!
幸男さんに頼んで名古屋まで来てもらって♪
北海道は名古屋みたいに東京へ流れずに
地元で活躍しているスゴイ人も多い。
その人達から見れば私なんて、
いつまで経っても“小娘”だ。

また幸男さんに来て欲しいな。
そして、こんな歳をとった小娘ですが(笑)
また赤福茶屋で是非!一服しましょう(笑)♪


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