夜の部に行ってきた。通し狂言 三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ) 前に1回観た事があって、結構内容も覚えてるのであまり期待してなかったけど、実は親の敵でしたとか実は肉親でしたとか、因縁が絡みまくって凝ったストーリー展開が意外なほど楽しめた。 前半は現代の設定でも出来そうな気が。会社の売上金を預かったまま風俗店に遊びに行って、挙げ句に金を忘れてくるダメ社員と、忘れた金を届けてあげる途中でひったくられちゃう運の無いお姉ちゃんとか。 後半は流石に現代ではあるまい…横溝正史作品ならありそうだけど。 後半の和尚吉三の言動で、初見時には気がつかなかった事が。 妹達には「悪いけど俺の義兄弟のために」(本当は妹達のためでもあるのにそれは言わない) 義兄弟には「妹達のためにやった」(義兄弟の為でもあるのにそれはついでのように話す) この恩着せがましくないやり方が奥ゆかしいというか深いわー。 鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり) 踊りがメイン。綺麗だし面白いけど1時間は長い。 残念だったのが近くの席の二人連れが夜の部開演から終始うるさくて気が散らされた事。 お前の持ってるブランドバッグの話なんぞ上演中じゃなくてもいいだろ後で話せよ後で。というのをどうやって穏便に伝えたものか悩んでるうちに係員が注意してくれたけど、結局静かだったのって終演までのラスト30分程度だった。 穏便になんて考えず、もっと早く黙らせてたら無駄に長い時間イライラしなくて済んだのになー、次があったらもう迷わないぜ!と決意した。 まぁそんなひどい客に当たるのはたぶん最初で最後かと。係員に注意されるレベルって初めて見たよ。
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