徒然な雑文

ぢゅん【MAIL

図書館戦争読了。
2009年03月09日(月)

本編4冊と、更に恋愛メインの別冊1・2でシリーズ完結らしい。
本編は前向きな成長物語で読んでて楽しいですな。
複数キャラ間で同じ語彙や言い回しが多いのは気になったけど、文章自体は非常に読みやすくて気分的に疲れてる時でもどんどん読めたし。
郁と手塚の友情描写が(あくまで友情として)好きでした。
気が合わない筈なのにお互い長所は認め合って最後には性別超えて友達ってとこが良いわー。
弟子と師匠とか上司と部下で恋愛モノって苦手なんだよね〜てな訳で、本編ではメイン2人のラブコメにはあんまし萌えませんでした。
とか言いながら、ベタ甘と銘打った別冊1では年の差カップルのやりとりに「あれ?いま読んでるのガウリナ同人誌だっけ?」という錯覚がしばしば(笑) 純情乙女の扱いに苦労する男って構図が同じだけど、力関係はガウリナとは逆ですな。
柴崎の涙は別冊2への布石以外の意味を感じられないっつーか、お前のせいじゃないだろって感じで説得力無いんですけど。
もうちょっと違うエピソードで表現してほしかったかな。
とか言いながら、別冊2の手塚と柴崎がすげーツボでした。
シリーズ中でこの本が一番好き。
柴崎は痴漢への長い説教と優秀なアタシ自慢のお陰で正直どーでもいいキャラになってたんですが、別冊2では可愛いじゃあないですか。
手塚以外の同期はおろか、特殊部隊と上層部以外は上司でも内心馬鹿にしてんじゃね?と思えた柴崎が、反省したり同僚のフォローに素直に感謝したりするシーンが地味だけど好き。
弱い部分は見せてても人間的には成長してると思う。
私がスレイヤーズで一番感動したシーンが8巻ガウリイ不在の朝食シーン(リナが仲間のありがたみを実感する)だったのを思い出した。
終盤の救出→告白→帰還の流れで感動して「いい話だった〜」としみじみ思いながらあとがき読んだら、「初稿は旦那に後味悪すぎる言われたのでエピソード付け足しました」とあって驚いた。
まあ確かに私も取り調べシーンはわざわざ読み返しませんが。
でも後味云々を抜きにしても、書き足したシーンがあったほうが断然シリーズ完結編としてのバランスが取れてますね。
旦那さんありがとう。

追記:このシリーズ、現在の日本とは違う世界が舞台だし、娯楽作品だと思ってるので細かい事は気にしないで読んでるんですが、別冊2終盤で郁が送っていかなかったのはどう考えても変だろうと思いました。
あんまり頭良くない設定みたいだし、話の都合上なのは分かるけど適当な理由付けぐらいできるだろうに。上でベタ褒めしたけどそこは譲れない。って事で付け足し。ゼノサーガ(PS2ゲーム)でも同様の描写があって萎えたんでした。あとは自分的にスルー可。



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