徒然な雑文

ぢゅん【MAIL

歌舞伎『児雷也豪傑譚語』
2005年11月10日(木)

割引ご招待で新橋演舞場まで行って来ました。しかし児雷也って一発変換できないんだね…今知ったよ。
超簡単に説明すると、ガマとナメクジに化ける能力を持った妖術使い夫婦が大蛇に化ける敵と闘う話。
冒険活劇系の演目は好きなので見に行った訳だけど、ぬいぐるみがのたのたと舞台を這い回る様子は見せ場であるにもかかわらずなんかマヌケ。
なにしろナメクジだしなー。笑いをとる場面ならそれで問題無いんだけど。
やはり見せ場の宙乗りも、そこまでの繋ぎ方が今ひとつなので「何の必要があって今飛ぶの?飛んで何処行くの?」って感じ。
でも大きいスクリーンに映し出して、どの席からでも見えるようにしてくれたのはいいかも。宙乗りって、座席によっては全然見えないもんね。
後半、敵(蛇)の術に敗れて療養中の主人公(ガマ)とそれを支える妻(ナメクジ)の貧乏生活が結構な時間を占めていて少々退屈。
観ててスカッとするよーな話を期待してたんだけど、これ豪傑譚語(ごうけつものがたり)って感じじゃないなあ。
それと、主人公と敵役の役者が逆の方が児雷也のイメージに合う気がしました。新しい児雷也を創ろうと思ったと言われればそれまでだけど。
「新しい」と言えば、お笑い場面でヒロシとかギター侍とかハードゲイとかのネタをやっていたのには参りました。そこまでやりますか!(笑)
欲を言えば役者さんにはもっと吹っ切ってハイテンションでやってほしかったけど、それは贅沢か。いやあ、好きだよこういうサービス精神。
脚本には一考の余地ありだと思うけど、音楽・美術・殺陣も新しい試みが多くて、観に行って良かったと思いました。



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