徒然な雑文

ぢゅん【MAIL

『女系家族』終わったー。
2005年09月15日(木)

この設定で現代ってどーもピンと来ないよなー、と初回から思ってたけど結局その違和感は拭えませんでした。
庶民は知らんだけで、ある所にはまだこういう世界があるのかもしれないけど、横溝正史を現代の設定でドラマ化するのと同じぐらい無理がある気がする。
違和感といえば配役も。
愛人が本妻の娘達に目の仇にされる訳だけど、役者が役者なんで「どうせ終盤で本性現して逆襲すんだろ?」と思ってしまい、しおらしく耐えるシーンでもかえって見ていて苛立つ。(笑)
「お金はいりません、愛する人の子供を産みたいだけなんです」って繰り返すのもウザい。だって実際パパにマンション買って貰ってるじゃん。「金目当てです」と言われた方がよっぽど腹立たないよ(笑)
そんな似たような調子でずーっと続いて、話が動き出すのはラスト3話。途中つまらなくは無かったんだけど、展開遅いよ。
でも、オチがある程度予想できてしまう以上、終盤に集約させる以外に無かったんだろうなー。
で、最終回で遂に(というか案の定)切り札を出してきて「まぁ虫も殺さぬ顔してよくも…」とか言われるんだけど、そのセリフ無理があり過ぎないか?どう見ても「殺しそうな顔」だろっ?!(笑)
どうせなら苛められ役が似合う人がやって、序盤〜中盤は視聴者の同情をひき、終盤は新境地開拓!で驚かせて欲しかったな。
ラストシーン、全てを終えて亡きパパとの想い出に浸っている(と見るべきであろう)場面でも、自分には「勝ち誇った顔」にしか見えねぇよオイ!
…と思った直後、『サイコ』のアンソニー・パーキンスばりの「カメラ目線上目遣い笑い」に鳥肌立った。
もう許す。今の嘲笑ですべて許す!
あ、でもその直後の森本パパの声は蛇足かな。

まぁそんな訳で「金への愛は信じられても、親子ほど歳の離れたオッサンへの愛なんて信じられねえよ!」という私のよーな視聴者にも、それなりに納得いくラストになってました。
でもなー、やっぱり苛められ系の女優がやってくれた方が、最後の鳥肌も3割増だったと思うですよ。



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