WHITESTONE
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2012年04月23日(月) 息子とゲーム

テストのことでウチの奥さんが真っ先にゲームのことをやり玉にあげておりました。
これに関しては僕も「最近ちょっとゲームをする時間の管理がだらしなくなってるかな」とは思っていたので同意。

それで夜に息子と話をしました。







まず最初に先日の2学年の合宿で携帯ゲーム機をこっそり持っていった者が非常に多かったらしいということ。
息子は来年の修学旅行には自分も絶対に持って行きたいと言ってました。

また、外出するときも携帯ゲーム機を持っていき、車の中や外食など、何かの待ち時間にゲームをするという姿が最近多くなってきていました。



息子には

最近君がゲームを持っていろいろな所へ行くことが父ちゃんは少し気になっている。確かにヒマーな時間ってのは人間あるものだ。外食で食事が出てくるまでの間、車に乗っての移動、医者での待ち時間・・・

でもね父ちゃんは出来れば君に思い出して欲しいんだ。
大人になった時に思い出して欲しいんだ。

子供の頃に外食に行った店の光景、匂い、灯、音楽、親や義父母と話したこと。

大人になった時に「あぁ、この店変わらないね」とか「あぁ、あの店無くなっちゃったのか、あの店の隅には古びた置物があったね・・・」って思い出す行為はとてもステキなことであり、とてもステキな気分になるんだ。

車に乗っての移動だって同じだ。
今の街の姿を君の目に焼き付けておいて欲しい。
街はドンドン変わっていく。
父ちゃんが子供の頃に見た街は変わらないところもまだ残っているし、変わってしまったところもある。

「ここは変わらないね、ここはだいぶ変わっちゃったね」

今見ておかないとそれにすら気づくこともできないんだ。
しっかり見て、そういう部分を感じられる大人になって欲しいと父ちゃんは願っている。

ゲームはその中の一部であってもいいけれど、大人になって思い出す光景が何もかもゲームになってしまったら父ちゃんは悲しい。






その夜は息子がゲームを手にすることは無かった・・・









今夜はどうだかわからんけどね(^^ゞ


yun |MAIL

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