私の音楽日記

2006年08月19日(土) 【B'Z LIVE-GYM 2006】 (ネタばれ大いにあり)

思いっきりネタばれなので見たくない人は見ないで下さい。

B’Z LIVE-GYM 2006 “MONSTER’S (ナゴヤドーム)

1. ALL-OUT ATTACK
2. juice
  
3. ピエロ
4. ネテモサメテモ
5. ゆるぎないものひとつ

6. 恋のサマーセッション
7. MVP

8. BAD COMMUNICATHON
9. ultra soul
10. 雨だれぶるーず

センターステージ
11. Happy Birthday
12. Brothehood
13. BLOWIN'

14. OCEAN
15. MONSTER
16. 衝動
17. 愛のバクダン
18. LOVE PHANTOM
19. SPLASH!
20. 明日また陽が昇るなら

ENCORE
21. ギリギリchop
22. RUN

ナゴヤドームでのB'zのコンサートはこちらまで酸欠になりそうな熱気と情熱と熱狂だった。

ロングコート姿で登場した稲葉さんはとにかく熱唱。絶叫。
私は5階席だったので、小指の先くらいの大きさの稲葉さんしか見えない。
このときほど前の人がうらやましかったことはない。
客席からお客さんが飛び出して、ハプニング。

3曲目に私の大・大・大好きな「ピエロ」を歌いサビの部分はファンも大合唱。
「ゆるぎないものひとつ」には改めて感動した。
あんなに激しいステージなのに私は涙がこぼれてしまった。

 「ゆるぎないものひとつ 抱きしめたいよ
  誰もがそれを笑ったとしても
  絶望の真ん中を見つめましょう
  いのちの証がほしいなら」

「MVP」では振り付けでみなが盛り上がる。
そして「BAD COMMINUCATION」「Ultra soul」
もうこの辺ではファンも歌いっぱなし。

「雨だれぶるーす」の後、
「次はあの真中の小さいステージで歌います。」
真中のステージに移動するのに、わざわざ遠回りに前と後ろもまわるメンバー。
取り囲む警備員の方とサンデーフォークの黒服の人たち。
殺到しようとするファンと戦うサンデーフォーク。
ぐるっと回って大サービスの上、センターステージへ。
「まだ、早い時間に会場外でB'zに質問したいことは?とのアンケートをとったところたくさんの質問をいただきました。これにメンバー全員が答えます。」
「まず、最初の質問はこれは簡単でいいですね。ラッキーカラーは?好きな色ってことでいいですよね。」
メンバーがそれぞれ好きな色と理由などを答える。
水泳部だったから水色が好きとかスイカが体にいいから赤が好きだと言っていたメンバーがいたけど、誰が何色が好きと言ったかはもう忘れてしまった。
稲葉さんは「好きな色は肌色です。」
「18年やっているけど、そんなこと初めて聞いた。」と松本さん。
センターステージは時々回っていた。3曲歌いまたもや前のステージへ。
このときもファンとサンデーフォークが戦う。

「OCEAN」も最高だ。
波をひとつひとつ超えて新しい旅へ出ようと歌う。
「MONSTER」から最後まではひたすらつっぱしる。声の衰え全く無し。
アドリブ。絶叫。
超人的だと思った。
ファンの方が酸欠になりそうになる。
「明日陽がのぼるなら」See you again!

アンコール前にはアリーナ、スタンドともにウェーブが続く。

稲葉さん登場。
「『MONSTER』というアルバムを作りました。このMONSTERというのはみなさんの心にいるモンスターが大きくなりすぎてはみだしてしてって、人を傷つけたりしないように、時には出口を作ってモンスターを出してあげようという意味のMONSTERです。みなさんにはMONSTERを出す出口がたくさんあると思いますが、このB'zのライブもその出口の一つになればいいなと思います。心の中のMONSTERをきょうは全部出してください。そしてこちらもみなさんのおかげで最高です!」

私は「MONSTER」をB'z自体が巨大なMONSTERになってしまったという意味だと思っていたので、この稲葉さんの言葉には感動した。
アンコールが終わるとみな放心状態だった。
しんみり聞く歌とか上手い歌も好きだけど、一切口パクなしで、ここまで情熱と汗と絶叫のライブを見ると生きていることを実感する。
生きていて良かったとかB'zに会えてよかったとか思える。
それにしても稲葉さんは人を超えているとしか思えない。
人はあれだけ歌えるものなんだろうか。
10年前のステージよりも衰えるどころか進化している。
まさに奇跡的だった。


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mitsuko [HOMEPAGE]