私の音楽日記

2006年02月12日(日) 「BEST FINGER 25th Anniversary selection」  中森明菜  2006.1.11

中森明菜さんの80年代と2000年以降の曲を集めたベストアルバム。
なぜか90年代の曲が抜けている。
古い曲は歌いなおされ、2005年新録バージョンとなっているものが多い。

古い曲は今の明菜さんの声で生まれ変わっている。
幼さの残っていた「スローモーション」「北ウィング」「少女A」「十戒」などすべて成熟した女性の歌になっていて驚いた。

特に「難破船」が良いと私は思う。
このアルバムに収められている「難破船」は1995年録音のものだが、
私は一番最初新曲として、この歌を聴いた時はとにかく痛々しく、
時には明菜さんは涙を流しておられたので、こちらまで悲しくなるような歌だった。
しかし、今回のこのアルバムに収録されている「難破船」は
「難破船」にのまれることなく歌いこなされている。
力強い「難破船」だと思う。素晴らしい。
「飾りじゃないのよ涙は」も、すごくゴージャスにグレードアップしている。
しかしそれはアレンジなどでゴージャスにしているだけでなく、歌唱力があるからこそできる変化だと思う。
「DESIRE」や「ミ・アモーレ」を聴いた時、ちょっと高い声が出にくくなっているのかなと思ったけど、いいやそうじゃないと思った。
これは成熟した大人の女性の声なんだと思う。
本当に心の奥底から声を出して、歌に全てをかけているのだなと思わせる楽曲たち。
昔のものをそのまま収録するのでなく、新たに今の声を聞かせてくれる明菜さんに感謝。

新曲「落花流水」もすごくいい。
久しぶりの松本隆さんの詩で「愛撫」を聴いたときのあの感動がよみがえる。
最近の「赤い花」「初めて出逢った日のように」も明菜さんにぴったりの楽曲だと思う。

これだけの歌唱力がある明菜さん。
まだまだ色んな曲が歌えると思うので、これからもっと色んな曲に挑戦してほしいと思った。


 < 過去  INDEX  未来 >


mitsuko [HOMEPAGE]