〜鳥籠の中の戯言〜
鳥籠の中で空を見上げる…
鎖された世界でも…夢は見れる…
だから私は此処で戯言を呟きつつける…

2008年02月22日(金) 人間無一物。

人間は何も持たずに生まれ、死んでいく。

友達は恋人との思い出の品を持って行った。
一緒に寝ているぬいぐるみを入れてほしいという友達もいた。
私はその話を聞いても、何を入れたいか思い浮かばなくて、ただ「無一物」の言葉が頭から離れない。
多分、それほどまでに執着できる物が無いのだと思う。
実際、物への思い入れは強いようで薄い。
墓まで持って行くような物は無い。
考えても考えても、何も浮かばない。

結局、死んだら終わりなのだから「持って行く」という表記すらおかしいのかもしれない。
死体と一緒に燃やしたい物など、私には考えるほど重要ではないのだろう。
死ねば終わり。
続きなどありはしないし、もし転生等があるとしても、墓に入れた物を次の魂が持って生まれるわけがない。
そう、私が死ねば私の持ち物など全てゴミでしかない。
無駄なのに物欲は溢れる。
それは、私がまだ生きたい証なのでしょうね。
生きているから様々な欲があり、その欲を満たす為に日々を生きる。
人間はそんなものなのかもしれない。


 〜埋モレタ嘆キ〜  〜全テノ言葉〜  〜新タナ戯言〜


沙神 [HOMEPAGE]